[72] 第41回 「兄弟絶縁」(10月16日放送) |
- 麦乃 秋 - 2005年10月18日 (火) 20時10分
物語はさらにさらに悲劇へと向っていくのですね。 重衡と宗盛の最期は、どちらも胸の詰まる思いです。 一目なりとも輔子と対面を果たすことができ、良かったです。 宗盛は、ようやく胸中をしみじみと語ることができました。 優秀すぎる兄を持った悲劇、その兄の早すぎた死。 あれだけ巨大になった一門を背おう立場におかれ、自分にはその度量がないことを、誰よりもわかっている……。 まさに歴史の妙としかいいようがありませんね。
それにしても。 後白河法皇とその一味、考えも口調も厭らしすぎます。 彼らにも彼らなりの正義があったと思わせて欲しい気もしますが。。
誰のことも信じることのできない頼朝。 数こそ少ないけれど、心を一つにできる仲間を得た義経。 それぞれの立場があっても、人は、情を失えば、もう人ではなくなると思えました。
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