[70] 第39回 「涙の腰越状」(10月2日放送) |
- 華霞香祐 - 2005年10月02日 (日) 22時00分
皆さん、こんばんは。
今夜は義経と弁慶が対立していました。 もっとも、これは義経を思うあまりに、弁慶が本音をさらけ出してしまったという感じです。 義経に意見する弁慶を見ながら、二人が初めて出会った、桜舞い散る五条の橋のシーンを思い出しました。 あの後、弁慶は夢遊病者のようになって、義経を捜し回りました。 時の流れは早いな…
鎌倉近くの腰越は江ノ島電鉄に乗って行ったことがあります。 その時は、「ほお、これがあの腰越か」と呆然と眺めていただけでした。海がきれいなところってしか印象がないんです〜残念です。
今日は、前半の回想シーンが20分弱ぐらい登場し、今までの義経との別れを浮き立たせるようです。
赤ん坊の、母・常盤御前の腕に中に抱かれながら、雪の中をさまよった日々。義経の心には、あの雪が今も降り注いでいるようです。
肉親の縁が薄かった分、肉親の愛に飢えていましたが、異母兄の頼朝にはその思いは届きませんでした。 同母兄の乙若丸は「墨俣川の戦い」で討ち死にし、もう一人の兄の今若丸は北条政子の妹・阿波局を妻とし、頼朝の補佐をしました。 大河では、義経と今若丸の関係が描かれていませんが、対照的な二人です。
義経の心情を書いた腰越状…頼朝に通じるでしょうか。
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