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戦争を語る掲示板

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[19] 海軍
海坊主 - 2004年06月09日 (水) 23時50分

海軍は、トラック諸島を足場とする連合艦隊に米機動部隊を迎え撃たせる前方決戦主義にとり憑かれていた。
そのトラック諸島を守るためにはラバウルでの制空権域の確保が不可欠。
さらに、米軍がソロモンとニューギニアに反攻拠点を築こうとする動きに応じるためにも、ラバウルは不可欠。
そういうわけで、海軍はラバウルの防衛にこだわった。
ここを奪われれば太平洋の戦局全体が危うくなるとのあまりにも短絡な思考からね。

それでラバウル強化のため、海軍はなんと、手持ちの資材の八割を費やしたんだそうだ。
馬鹿だね。
普通に考えれば、その分そっくりマリアナ諸島にまわして持久の体制を築くべきだったと思うが、
維持できるかもわからぬ、あんな遠方を堅めようとして物資の大半を注ぎ込むなんて……。

太平洋のスターリングラードこそは、ガダルカナルじゃなくて、ラバウルなのさ。
ここにこだわり過ぎ、日本は太平洋全体を失う結果となった。
それこそ偽らざる事実だ。

[34] ふえ〜っ、八割! \(゜ロ\)(/0)/
あんぽん太郎 - 2004年06月29日 (火) 04時35分

そこまでリソースを食い尽くした島だったとは。(゚o゚)
「ラバウル小唄」なんか歌ってる場合じゃなかったんだ。

[35] そんなに強化されてたとは
スリギリス - 2004年07月05日 (月) 21時07分

だから、ラバウルは終戦までも持ち堪えたのか。

[36] >そんなに強化されてたとは
ちゃんどら坊主 - 2004年07月05日 (月) 22時12分

あれは戦略的に無価値な場所だから、米軍に捨て置かれたの。
この一事でも、ラバウルの重要性の度合いは歴然でしょ。
日本海軍は嵐を食い止めようと、庭の門(絶対国防圏)に全力でしがみつき、
家(大日本帝国)そのものを吹き飛ばされる間抜けぶりをさらしたわけ。

[37] ツッコミ
遊撃隊 - 2004年07月06日 (火) 04時13分

> 日本海軍は嵐を食い止めようと、庭の門(絶対国防圏)に全力でしがみつき、

悪いけどラバウルは、絶対国防圏のはるか外側にある島だよ。

[38] なんでかな?
蝉鳴男 - 2004年07月06日 (火) 12時52分

なんで、大切な軍事資材をそんな遠方で無駄に使ったのかな。
はるか南洋までゴミ捨てにいったみたい。

海軍って、合理的思考の持ち主が多かったんじゃ?

[39] なんでかな?
海坊主 - 2004年07月06日 (火) 22時12分

>海軍って、合理的思考の持ち主が多かったんじゃ?

ぼくも実は、そう思ってた(笑)。
でも調べるほどに、海軍の独走のせいで終戦が早まったという仮説が裏付けられる感じで……。
なんだか、海軍が嫌いになってきた。
しょせん、大日本帝国の海軍だものね。

[60] 日本は海軍国という幻想
サンゴ - 2004年10月17日 (日) 07時02分

日本人が海洋民族だなんて嘘っぱち。
せいぜい、小船で沿岸を漕ぎまわる程度だったはず。
実際、太平洋での不合理な戦いぶりを見ると、
海での用兵を知らなかったとしか言えなくなる。
本物の海軍国なら、洋上補給であんな失態さらすわけない。
日本は気質的に陸軍国であり、海軍など金メッキにすぎなかった。

[91] 太平洋の資材は満州国から
こうちゃん - 2004年12月12日 (日) 00時49分

太平洋諸島を防備するために 満州国からの資材 軍備を
運んで行きましたが 途中の輸送航路でアメリカの潜水艦により
大半は海の藻屑になりました 輸送が100パ-セント 完了していたら 防戦も かなり 出来ていたのだが ミットウェイの失態で 制空権 制海権のない 日本軍は孤立してしまったのです
ヤマトや武蔵の鉄で 航空機の増産改良をすれば 制空権は
奪い返せたかも 真珠湾攻撃で活躍した ゼロ戦だが 三菱は
機体の強度エンジン性能の向上研究を 軍に 請求したが 今の性能で充分と取り合わなかった 真珠湾攻撃の功労者源田実も
賛成しなかった 敗色が濃くなった時点であわてて ゼロ戦の後継機を 色々作成したが 数が少なく 故障も多かったので 戦況を 塗り替えるにいたらなかった 

[266] ダメですよ
ボー然 - 2006年01月27日 (金) 00時04分

いくら戦闘機ばかり量産したって
それ乗りこなすパイロットを育成してないと。
でも、腕のいいパイロットに育てるには
たっぷり訓練させないと。
それには大量の石油が必要なんだよね。
南洋からの輸送船がどんどん沈められる実情では
いずれにせよ無理でした。

[474] 国防圏
  - 2007年09月16日 (日) 20時28分

 いったい、ガダルカナル撤退の頃に勝敗の決まった太平洋戦争(すくなくとも日本に勝ち目は失われた)がすぐには終わらず、そのあと二年半も日米血みどろの攻防を演じねばならなかったのは、日本が侮れない戦力(海軍は半減したが、陸軍はほぼ無傷)で広い海陸を制していたからにほかならない。
 米軍の戦略が合理主義にもとづく以上、敵の制圧下にある水域を突きぬけ、一直線に本州侵攻をおこなうなど論外である(ドゥーリトル爆撃は単発の撹乱作戦にすぎない)。
 本土上陸の前に、日本の国力を弱め、守備陣形を切り崩さねばならなかったのだ。

( 中略 )

 実は、日本にとっての悩みもまた、守備範囲が途方もなく広がりすぎたことだった。
 あまりにも多くのものを世界から奪い取った日本は、すべてを守ろうとしてなにも守ることのできない有様でいる。

( 中略 )

 この問題は天皇臨席の閣議で討じられ、ついに定められたものが「絶対国防圏」である。

 攻め寄せる米軍を有利な条件で防ぎ、有利な条件で講和をもたらすための防衛ライン。
 占領下にある諸民族の統治、南方資源の確保と輸送、日本本土の防衛、すなわち大東亜共栄圏を維持するため必要最小限の範囲。
 千島列島、小笠原諸島、マリアナ諸島、カロリン群島、西ニューギニア、ジャワ、スマトラ、ビルマ……いや、地名を列挙しても仕方がない。
 ただ、この巨大な輪の中に、マーシャル諸島、ソロモンや東ニューギニア、そして中部太平洋での海軍の最大拠点トラック諸島は含まれなかった。

 海軍にとってはまさに、進退きわまる事態だろう。
 トラック島から出撃した連合艦隊がマーシャル諸島近海で敵艦隊に勝負を挑む算段だったのに、作戦遂行に不可欠な拠点ばかりを蚊帳の外に押し出されては、城壁の外で敵を迎え撃つようになるのだから。

 しかしトラック諸島を切り捨てたことで文句を言うのはお門違いもはなはだしい。
 短期決戦しか頭になかった海軍首脳部の功績により、戦線は無秩序に拡大され、支えられぬ水域まで補給線が伸び切っていた。
 戦況が守りに傾き、帝国を保つため最小限度の線を引いてみれば、いかに国力を超えて兵を進めたかがわかったのだ。

 戦前までの作戦計画では、遠征してくるアメリカ艦隊に対し、水雷や魚雷による待ち伏せで徐々に弱体化させたあと、有利な日本近海において艦隊決戦を挑む手筈になっていた。
 日本の制圧海域が中部太平洋にまで広がった今、状況はずっと有利になったと思いきや、皮肉にも防御案でアメリカ海軍にあてがった役割を日本海軍みずから演じ(攻める方向は逆だが)、敵の前に大なる消耗を強いられている。

 伸びすぎた戦線を整理し、遠方での無駄な出血を抑え、かぎられた戦力をこの「絶対国防圏」のラインに集中させることが絶対に必要だったのだ。

 だが海軍は、マッカーサーがついに中部ソロモンと東ニューギニアへの反攻を開始したとき、はるか国防圏外にあるラバウルになおもこだわった。
 南洋における最大規模の前進基地となったこの島が無力化すると海軍の大拠点トラック諸島が脅威にさらされるからだ。
 海軍はいきおい反撃に出たものの、海陸で大損害を被って敗退させられる。

 このため、いよいよニミッツの機動部隊によってギルバート諸島やマーシャル諸島が危機におよんだとき、連合艦隊は待ち望んだ決戦を挑むことができぬまでに弱まってしまい、守備隊を見捨てるほかなくなった。
 ガダルカナル、アッツ、マキン、タラワ、クェゼリン、エニウェトク、ブーゲンヴィル……開戦以来、前方拠点維持に執着する海軍によって、遠方の島嶼で孤立し、犠牲にされた陸軍兵は数知れず。

 それでも陸軍としては、海軍の協力がなければ洋上での兵の移動もできぬため、対米戦での海軍に対する発言権は弱かったのである。
 片方は大陸を、片方は太平洋を、おのおの縄張りにするという、まるで別々の国の軍隊であるかのような、帝国陸軍と帝国海軍の非協調ぶりは、ドイツと日本がたがいに無関心だったのと同じほど戦局の動向に悪影響をもたらしたと言っていい。

 そうするうち、日本海軍の大根拠地であるトラック島そのものが米軍機の大規模な爆撃にさらされ、あっけなく壊滅となった。
 さらに、避難したパラオ諸島からも空襲による追い討ちを食らって、連合艦隊は退かねばならなくなる。
 この結果、前方決戦は夢と消え、無用となったラバウルは守備隊とともに放棄された。
 「絶対国防圏」はなお保たれていたが、日本は、そのラインに敵が攻め寄せる以前に、守るための艦艇も航空機も使い尽くすことにより、防壁を自壊させたも同然だった。

 一般の認識によれば、陸軍が忠君愛国を声高に叫び、日本の右傾化を強硬に推し進めたが、海軍は開明性と合理的思考をもって陸軍のやり方に反発したとされている。
 実際の様相は、かなり異なる。
 記される歴史によれば、どちらも、同じ時代をつくる同じ日本人であることに変わりはなかった。

 陸軍が日本を戦争に追いやったが、海軍はその日本を滅ぼしたのだった。

(『第二次大戦小史』より抜粋)
http://www3.ocn.ne.jp/~storm/world-war.html#tojo

[673]
fty - 2011年01月14日 (金) 21時03分

http://vippers.jp/archives/2229227.html

[674] 聖書
onesimo - 2011年01月21日 (金) 22時07分

憎しみはいさかいを引き起こす。

愛はすべての罪を覆う。 箴言10:12


[684] 日本海軍はモンゴル海軍
いぬ - 2012年01月08日 (日) 15時22分

 
日本海軍はモンゴル海軍
 
http://park.geocities.jp/j_con4/0204/p046.html#page305

大日本帝国海軍の軍艦旗は、モンゴル帝国第2代皇帝オゴデイを記念。

( http://book.geocities.jp/japans_conspiracy/02/p009.html )



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