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雑多日記

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[54]芥川版『ケルトの薄明』(芥川龍之介全集1より)-------- 長月まさと - 2005年04月27日 (水) 21時15分 -

よくよく調べてみたら、全てではないものの、芥川龍之介が翻訳した『ケルトの薄明』があったので、さっそく図書館にて借りてみました (^▽^)/
その中で抜粋されていたのは、「宝石を食うもの」「3人のオービュルンと悪しき精霊ら」「女王よ、妖精の女王よ、来たれ」の3編です。
「宝石を食うもの」は井上さん翻訳版でも非常に心に残っていた話ですので、収録されていて凄く嬉しかった!
でも井村さん版の方が、初読みだったせいなのかもしれないですが、心にゾクッと来ました。
宝石を食らう猿とその情景が、音と温度を持ってググッと迫ってくる感じで。
「3人の…」は、芥川版の文章が肌に合ったです。
でも、「女王よ…」は話自体があんまり好きではないので、できれば別の……「最後の吟遊詩人」とかを収録して欲しかったなぁ〜などと考えてしまいました。

『ケルトの薄明』は、この世の向こう側に住む住人達の存在を身近に感じながら生きるアイルランドの人々から、イエイツが実際に見たり聞いたりした話の数々がおさめられています。
かなり面白くて、するすると読めました。
今現在は『ケルト妖精物語』に挑戦中です (^▽^)v



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