波野克之さん、萌えキャラというのもまあ、時代の趨勢と
いいましょうか、今の時代にあって一番不特定多数に
ウケた絵柄があのキャラだった、という事なのでしょうね。
あと10年したら「今時こんな画?古いなぁ!」なんて
言われるのかも知れませんし。それだけ画についての
人々の趣味趣向というのはうつろいやすいモノです。
杉野氏とコンビでやる事の多かった出崎統氏が
「AIR」の監督をやった時もずいぶん話題に
なりましたね。当時の美少女ゲームが原作だった作品を
出崎演出で!とっとこハム太郎劇場版もそうでしたが
この人は元ネタが何であろうと全部自分の世界に変える
壮絶な力(?)を持っていますしね。
萌えキャラがジャパニメーションの顔的存在になって
もうかれこれ15年。次の波はいずれ来るでしょうが、
それが萌えの延長線にあるものなのか否かは
なんとも答えの難しいところですね。