《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

谷口雅宣総裁の参院選結果分析の杜撰さを衝く。誤った数字を未だに訂正していません。 (2799) 日時：2016年07月14日 (木) 04時15分 名前：美濃紋次郎 既に「破邪顕正」様の子記事として書いたが、「唐松模様」に谷口雅宣総裁が載せた参院選結果を受けての記述に、数字の誤りがあるのに、未だに訂正されていない。 誤りの箇所は次の通りだ。 誤「自民が51、公明が13を獲得した」 正「自民が56、公明が14を獲得した」 誤「それぞれ＋1と＋4の増加だ」 正「それぞれ＋6と＋5の増加だ」 誤「これを加えた64議席が、改選総数の52、9%になるため」 正「これを加えた70議席が、改選総数の57、9%になるため」 誤「非改選を含めた自民と公明の議席数は140」 正「非改選を含めた自民と公明の議席数は146」 誤「自民は1議席しか増やしておらず」 正「自民は6議席も増やした」 誤「「おおさか維新」の＋4」 正「「おおさか維新」の＋5」 以上の誤った数字をもとに「それほど悪い結果でもない」と嘯(うそぶ)いているのだから呆れる。 何故、こんな間違いを記述してしまったのだろうか。 それは選挙翌日(11日)の朝刊に載った数字を最終結果だと思い込んだことによるものであろう。最後の当確(比例区、生活、青木愛氏)が出たのは夜が明けてからであって、11日の朝刊に都市部であっても全ての結果を掲載することは不可能だ。ましてや八ヶ岳の田舎となったら配送の時間を要するから、午前0時前後の状況しか朝刊には載せることが出来ないであろう。(全国紙の場合。総裁は朝日新聞を購読) 本当に新聞社に勤務されていたのかなと思う。 このブログ記事については「破邪顕正」様が、詳しく、鋭く批判されているので、私からは選挙結果分析の杜撰さについてだけ指摘しておきたい。 ①総裁は、公明党が議席を増やしたことの理由に投票率の低さを上げている。 前回(3年前)の投票率は今回より低かった。前回の公明党の議席数は11、投票率が前回より上がったのに議席も14と増やした。 公明党の議席数増加の正しい理由は、公明党の強い都市部で定数が増えたことによるもの。比例区は前回と7で変わらず。 ②総裁は、おおさか維新の伸長を「浮動票的」な性格と見ている。 正しくは、近畿地方を中心に根強い支持層を持っていることが、共産党を上回る議席につながった。 ③出口調査によると、公明党の支持層の約4分の1が野党統一候補に投票した。これは安保関連法案の強行採決等に創価学会の婦人部の不評をかったことと関連があるのではないか。 この調査は、公明党の候補者が出ていない選挙区での調査である。公明党の候補者が出ている選挙区では、公明党支持者の大多数が公明党の候補者に投票している。これまでの衆院選、参院選においても、公明党の候補者が出ていない場合、公明党支持者は100%に近い割合で自民党に投票しているわけではない。詳しいデータは持ち合わせていないので何とも言えないが、こういうものを紹介する場合、前回と比べてどうなのかと言わなければ、根拠のない推測に終わってしまう。 ④出口調査によれば、無党派層の投票先が自民22、3%・民進23、2%で、民新が自民を上回った。平成25年の参院選では自民23%・旧民主14、4%、平成26年の衆院選では自民21、1%・旧民主20、8%であったから無党派層の「反自民」は増えてきて喜ばしい。 民進党は旧民主党と旧維新の会の大部分とが合併して出来た党である。前の選挙と比較するのなら旧維新に投票した人の割合も加えなければ正しい比較とはならない。民主と維新が合併しても無党派層の支持を増やすことは出来なかったというのが正しい見方である。 また自民党は前の衆院選より、無党派層の支持を伸ばしている。 とにもかくにも数字の間違いについて教団内では誰も指摘するものがいないのであろうか。このまま機関誌に転載されることのないように老婆心ながら忠告しておきたい。 注目投票をする(17)

参院選前後の総裁夫妻の行動を推測する (2801) 日時：2016年07月14日 (木) 09時51分 名前：亀の子 美濃紋次郎 様の鋭い指摘に脱帽するばかりです。 ただ、 ＞それは選挙翌日(11日)の朝刊に載った数字を最終結果だと思い込んだことによるものであろう。最後の当確(比例区、生活、青木愛氏)が出たのは夜が明けてからであって、11日の朝刊に都市部であっても全ての結果を掲載することは不可能だ。ましてや八ヶ岳の田舎となったら配送の時間を要するから、午前0時前後の状況しか朝刊には載せることが出来ないであろう。(全国紙の場合。総裁は朝日新聞を購読)＜ おっしゃる通り、都市部の朝刊でも、まだ確定前の数を載せていました。 ただ上記の箇所の「八ヶ岳の田舎」は、青森の高級ホテルのスイートルームで見た朝日新聞ではないかと思っています。 何故なら、その前日は、下記の通り、 ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ H28.07.10　facebook 今日は午前10時から、青森市の盛運輸アリーナ(青森県営スケート場)で生長の家講習会が開催され、1,244人の受講者が参集して下さった。推進活動に尽力された青森教区の幹部・信徒の皆さんに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。 ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ と青森の講習会に行っていたからです。講習会後の幹部会(総裁夫妻参加の反省会)が終わってから青森から八ヶ岳まで、すぐに帰ったとも思えません。 しかも、青森教区の講習会の成果は、１２４４人　 前回比　▲16.12％ 　前々回比　▲34.46％ という結果で内心穏やかではないでしょう。 講習会前日から、同日にかけて嫌いなはずの都市部のホテルに宿泊しているのが、夫妻の以前のブログ写真等からも判ります。 総裁夫妻の行動を推測すると、山梨で期日前投票を済ませ青森の講習会・幹部会を済ませホテルでテレビに食い入る様に見ている姿が目に浮かぶようです。 青森の講習会でも、「投票が済んでいない方は是非、与党に投票しないで下さい」と言っていたのではないかと思います。 講習会で連続しての大幅マイナスで、心が穏やかならざる状態で書いた文章だけに間違いが起こることは本来の教えからも充分考えられます。 しかし、数字の間違いは、一般社会では許されません。新聞社にいたという過去を持つ人が、こんな常識的な間違いを犯すことは、ある意図を持って書いたと思う次第です。 さて、これで周りには、誰も誤りを正そうという側近はおらず、眠ったままのスリーパー・セルばかりだということが判明しました。 今後、総裁のコメントが訂正されるのか、削除されるのか注視して行きたいと思います。 合掌

講習会の増減は、教区にとっては大問題 (2805) 日時：2016年07月14日 (木) 10時56分 名前：亀の子 上記のコメント後、投稿された方で、すぐに削除されたようですが、 ある方が、講習会の増減比較ことをよく確認もせず書いておられましたが、 講習会は、現在は、基本2年毎の開催です(会場の都合等で1年前の場合もあります)。 決して「三年前」や「六年前」との比較ではありません。 教区にとって前回比、前々回比は、大問題なのです。マイナスだと厳しいお叱りを受け、その後の人事にも影響が出るからです。 厳しいようですが、美濃紋次郎様が、総裁によく確認するよう立てられたスレッドですので、「面倒くさいから確認」しないのは、総裁と同じレベルになります。 私の投稿も多分に推測ですが、出来る限り、他の掲示板情報、総裁夫妻のブログ等で確認をとってから書くようにしております。 どうぞ、意をお汲み取り下さい。 合掌