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患者に優しい医療の掲示板

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[344] 投稿者:ゆう

投稿日:2005年07月30日 (土) 09時53分

外国人と日本人の血液は対応しますか?

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[345]投稿者:ベル
投稿日:2005年07月30日 (土) 20時54分
はい、血液は輸入血液もつかってるはずですよ。

[337]帝切後の妊娠 投稿者:NAGY

投稿日:2005年06月22日 (水) 15時42分

はじめまして。前2回帝切後3年あけて第3子を妊娠中です。VBACのことを調べていてこちらにたどり着きました。第1子妊娠中に卵巣脳腫が悪化し近所の産婦人科院から医大に転院して35週で帝切しました。1年10ヶ月あいて第2子を妊娠、次はまた別の産婦人科院にてVBACを希望しましたが そこでは受けられず 子供の頭が骨盤にはまっていなかったこともあり帝切となりました。手術中先生が「卵巣脳腫のあとがかなり癒着している」とのこと。子供は3人欲しいけど次も絶対に帝切になるのはわかりきったことだと思ってあきらめていた矢先の妊娠です。やっぱり自然分娩したいという思いで色々調べてみましたが、見れば見るほど恐怖がつのるばかり・・・!こうなると3回目も帝切だろうと やっぱり何かあったときに迅速に対応してくれそうな設備の整った病院に行くしかないのだなと思っています・・・。 

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[338]投稿者:ベル
投稿日:2005年06月22日 (水) 20時07分
ようこそ。
そうですね、確かに次は帝王切開以外に道は無いという状況です。
でも、出産って医療行為でありながらも、患者さんには病気という自覚がないので、リスクはあまり考えないことが多いのが実情です。しかし、新しい命を迎えることは、ものすごいリスクを伴うことなのです。
そして、その色々なリスクの中には、どうにもできないものもあれば、事前に避ける事ができるものもあります。
もし、NAGYさんが重度の病気になったとき、手術さえすれば確実に助かるのに、手術はしたくないからと死亡してしまう危険性の高い治療を選択しますか?
病気は、NAGYさんだけの問題ですが、出産では赤ちゃんの命もNAGYさんが預かっているんです。
新しい命のために危険を避ける、母親だからできる選択なのだと思います。元気な赤ちゃん迎えられるといいですね。

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[341]投稿者:くまぴょんの妻
投稿日:2005年06月25日 (土) 01時39分
第3子のご懐妊おめでとう御座います。
わたしもベルさん同様、帝王切開以外道はないと思います。
でも反対に言えば、帝王切開すればNAGYさんも赤ちゃんも、
無事であると思います。
ただ、帝王切開にも「肺塞栓血栓症」などのリスクがあるんで、
その辺はお医者さまと相談されて、
出来るだけリスクを避けるようにして、満足のいくお産をされてください。
無事身二つになられた報告をお待ちしてますね。

[335]帝切後の妊娠 投稿者:junjun

投稿日:2005年06月06日 (月) 14時29分

ベルさんありがとうございます。なかなか実家に来れませんので
遅くなりました。5週5日で病院に行ったところ赤ちゃんの影が見えないと言われました。また、かなりのリスクがあるのでそれを承知で産むなら大きい病院にと言われてしまいました。
その後、医学博士の方とお話する機会があり、リスクについては特に大きく考える事はないと言われ、胎児の影についても2週の誤差はあるので特に見えないからと言って心配することはないよと言われました。
しかし、本日もう一回病院に行ったところ妊娠の疑いのある影はあるものの、6週にしては小さすぎると言われ、また正常妊娠の可能性は少なく流産か子宮外妊娠の疑いがあると言われました。
来週、また病院に行かなくてはならないのですができることならきちんと成長して産めればなと思っております。

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[336]投稿者:ベル
投稿日:2005年06月08日 (水) 13時37分
このへんのコメントは医師個々の性格が出ていますね。
慎重派の方もいれば、そうでない方も、可能性のあるリスクを細かく説明する医師もいれば、不安を与えないという考えの医師もいる。
junjunさんが色んな意見を聞く中で、適切な判断をされていくことが大切ですね。
是非、無事ご出産の時には、あかいふうせんタウンでも紹介させてくださいね。

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[342]投稿者:junjun
投稿日:2005年06月28日 (火) 16時04分
ベルありがとうございました。その後、国立の病院で診てもらい卵管から子宮への移行部分に胎児がいるかもしれないといわれましたが、先週ようやく胎児の位置・心拍も無事と確認されました。  もうすぐ10週に入ります。つわりのために只今実家に帰省中です。今回の件では、いろんな先生に診察していただきましたが、自分にとって信頼の置ける先生をどう見極めるかということを勉強できたと思います。人気がある産婦人科というだけで決めてはいけませんね。設備のととのってある病院で安心したお産をしたいと思います。予定は来年1月です。来年うれしい報告ができればと思います。

[331]病院に関する疑問 投稿者:あひるまま

投稿日:2005年06月01日 (水) 12時01分

こちらのBBSでは初めまして。
産婦人科に限らずの疑問なのですが。
私は若い頃、沖縄で住み込み生活をしていた事があります。
本島ではなく近郊の小島で、そこで知り合った同郷の友人が出来ました。彼女は今は島の人と結婚して暮らしています。
妊娠をして定期検診は那覇市の大きな病院へ通っていましたが、出産3ヶ月前位に里帰りをしました。
その島には病院は無く、長くある診療所にも常駐の医師はいないのです。産まれた子供が診療所へ行っても、毎回違う医師で1から説明をしなくてはいけないとか。
その後一度病院が出来たと聞きましたが医者不足でつぶれたそうです。
急患あると自衛隊のヘリで本島へ輸送する事もままあるそうです。
離島や地方での医療活動は何故無理なのでしょう?

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[332]投稿者:ベル
投稿日:2005年06月03日 (金) 14時08分
多分医療もビジネスだからでしょうね。
儲からない場所には病院もできない。
島の人に限らず、日頃できるリスクマネジメントとして、薬手帳でもなんでもいいので、ご自身の通院や病状の記録を残しておくといいでしょう。それを見れば、いつどんな症状で、どんな医者に掛かり、どんな薬を服用しているかが、分かるのでカルテに匹敵する情報を新しい医師に見せることができます。

[329]帝切後の妊娠 投稿者:junjun

投稿日:2005年05月30日 (月) 06時03分

こんにちは。帝切の体験談を載せていただいた、junjunです。
実は、第3子を妊娠してしまいました。ただいま5週目です。
前2回とも帝切のため、次も帝切だと思いますが、出産した病院が先生死去により、廃院となってしまいました。この場合カルテはどうなっているのだろう?結局別の病院に行かなくてはいけませんが、前回の手術記録がなくてもその病院は対応してくれるのでしょうか?2年空けての妊娠ですが、前回先生にいろいろ言われて「もうやめたほうがいい」といわれていたので、その言葉が気になって産めるんだろうかと心配です。大学病院とか大きい病院で診ていただいた方がいいのでしょうか?

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[330]投稿者:ベル
投稿日:2005年05月31日 (火) 14時37分
こんにちは
久しぶりです!そしておめでとうございま〜す。(^0^)/
カルテは特定年数の保管義務があるので、もちろん残っているでしょうが、その所在が廃院となった病院にあるのか?それとも市町村医師会に保管されるのか?その辺はよくわかりませんが、次の病院で必要になれば取り寄せると思いますよ。
病院はもちろんハイリスクですから、大きい病院にしたほうが絶対安心ですよ。

[313]帝王切開後の心のケア 投稿者:Nora Kohri

投稿日:2005年04月08日 (金) 12時05分

ベルさん、こんにちは。海外出産・育児コンサルタントのノーラ・コーリです。
どこの掲示板に書いたらいいのかわからなかったので、
一応医療ソーシャルワーカーとしての立場で考えを述べさせてください。
ケア・ワールドで受ける相談の中には、海外で赤ちゃんが亡くなった、中絶の選択をせざるを得なかった、母親が自殺をはかったなどのケースの中に、帝王切開後の心のケアもあります。からだの傷が心の傷として残ってしまうケースもあります。とりかえしのつかない事態になることもあります。

それでも、どのように受け止めるかだと思います。起きてしまったことに対して、もう二度とその時点に戻ることはできないのなら、今、何ができるか。将来をどう見据えるか。納得するにはどうしたらいいのか。気持ちの葛藤をどう収めたらいいのか。これはひとつのプロセスだと思います。つまり、ゴールまでの道のりを一歩、一歩、段階を追っていくしかないのです。

そのようなお手伝いをする中、やはり納得がいくには、事前の情報がいかに大切かということです。
こちらのHPも、やすべーさんの「くもといっしょ」も、貴重な情報だと思います。
医療側の意見も検討し、自分でも情報をもち、本当の意味での納得こそが、
informed consent なのです。
日本でもじょじょにその意味が理解されてきたように思えます。

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とても貴重なサイトをご紹介いただきありがとうございました。
さっそくそちらのサイトをケア・ワールドにリンクさせていただきます。もしよかったらケア・ワールドもそちらにリンクしていただけたら幸いです。


ノーラ・コーリ

[306]硬膜外麻酔について 投稿者:あゆた

投稿日:2005年04月02日 (土) 01時08分

はじめまして。1人目を普通分娩、2人目を緊急帝王切開で出産し、今3人目を妊娠しています。上2人の出産はどちらも同じ個人病院です。
2人目の帝王切開ではとてもつらい思いをしましたので、できれば次は普通分娩でと思いましたが、こちらのサイトなど参考にさせていただき予定帝王切開にしようと思っています。そこで今回は、あちこちの書き込みで拝見してラクだという評判の高かった硬膜外麻酔を希望しています。これは麻酔科医が常駐している病院でないと受けられないのでしょうか? 家に近く、麻酔科のある病院は2件しかなく、うち1件は出産予定日頃の定員オーバーということで断られました。もう1件も断られる可能性が高く、その場合、上2人を出産した個人病院へ行くことも考えていますが、またあのつらさを味わうかと思うと躊躇してしまいます。もし、個人病院で硬膜外麻酔が可能だと言われたとしても、安心してお任せしていいものでしょうか? また、硬膜外麻酔をあきらめなければいけない場合、少しでもつらさをやわらげる方法はありますか?
どの病院へ行ったらいいのか、とても悩んでいます。よろしくお願いします。

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[307]投稿者:ベル
投稿日:2005年04月02日 (土) 12時31分
こんにちは、書き込みありがとうございます。
あゆたさんのご検討されている医療施設を考えると、やっぱり帝王切開で正解なのかな?という気はします。
硬膜外麻酔ですが、開業医の先生は麻酔科も経験している医師も多く、開業医でも実施されていると思いますが、私も詳しくないので、どなたかがアドバイスをくれると思いますので、ちょっと様子みていてくださいね。
元気な赤ちゃん生まれるといいですね。

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[311]病院選びはむずかしい・・・投稿者:あゆた
投稿日:2005年04月04日 (月) 01時11分
ベルさん、お返事ありがとうございます。
明日、一度断られた病院へもう一度ダメもとで、電話してみるつもりです。わたしはもともと3人出産希望で、昨年の終わりに次の出産方法についてその病院の先生に相談に乗ってもらいにいきました。vbacが可能かどうかということを聞きにいったのですが、設備的、医師の人員的にむずかしいというお返事でした。その先生は他の病院で過去に何度もvbacを経験していらっしゃるそうで、わたしの上2人の出産状況をお話ししたところ、vbacできなくはない状況だから特別に診てあげてもいいと言ってくださいました。でもこちらのサイトには何度もおじゃましてその怖さはわかっているつもりですし(だからあらかじめ病院に相談に行きました)、夫とも相談して予定帝王切開で、と決めていました。それで妊娠したようなので予約電話を入れたところ断られてしまって・・・。今年度から産婦人科医が減ったそうなので、そのせいかもしれません。産婦人科の先生が足りなくなってるとは聞いていましたが、本当なんですね。
また断られたら、個人病院で硬膜外麻酔ができるかどうか確認して、予約を取ろうと思います。長くなってすみません。また寄らせてもらいますね。

[293]VBACでないのに... 投稿者:直ママ

投稿日:2005年03月17日 (木) 12時06分

産科医さんの書き込みを読ませていただきました。医療が進んでいる今、自然分娩する方のリスクは稀に起こるものだと思っていました。でも、自然でも帝王切開でもリスクの差は関係ないんですね。私は今まで、「子供はたくさん欲しい」と思っていました。でも、今回の出産が帝王切開になったため、たくさんは無理だが2〜3人は、可能かな?なんて軽く考えていました。でも、出産には大変なリスクがあり、そのリスクも出産時になってみないとわからないことを知り、少し怖くなりました。でも、そういうリスクがあるっていうことがわかり、この先に妊娠したときに医師に相談するときに深く相談できると思いました。
子宮破裂の要因?原因?などは、現時点でわかっていないのでしょうか?日本は、他の国と何が違って水準が高いのですか?
今、小児科医が減っていると騒がれていますが、産科医まで減っていたんですね。そうすると、さらに少子化が進んでしまいそうな気がします。

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[294]わかりにくい表現ですいませんでした投稿者:産科医
投稿日:2005年03月17日 (木) 17時16分
日本の妊産婦死亡率,新生児死亡率が世界でも最低の値で,先進国の中でも,日本の周産期医療の平均的な水準が高いという意味です.わかりにくい表現ですいませんでした.

帝切の既往のある妊婦さんの経腟分娩(VBAC)における子宮破裂の頻度は,帝切の既往のない妊婦さんの場合と比べて,有意に高くなります.以下に当科での患者さんへの説明書を示します.

**********************

前回帝王切開後の経**分娩についての説明書

前回帝王切開後の経**分娩では「子宮破裂」の危険性が存在します。子宮破裂が起こる頻度は、一般的には0.05%〜0.1%くらいですが、前回帝王切開後の経**分娩時には約0.2%〜1.5%といわれています。
 子宮破裂が起こった場合、大量出血のため輸血が必要になったり、破裂した創部の縫合や子宮摘出が必要となることもあります。母体死亡となる可能性も考えられます。
 また、子宮破裂が起こった場合には、胎児仮死(重度の精神発達障害などの後遺症が残る可能性があります)・胎児死亡・新生児死亡などが生じる場合があります。
 当院では、下記の条件を満たし、更にこれらの危険性を御本人、御家族に御理解していただいた上で、前回帝王切開後の経**分娩を行います。
 ただし、経過中に経**分娩が不可能だと判断された場合には、帝王切開に変更します。帝王切開に変更された場合でも、夜間等スタッフがそろっていない状況では、手術開始まで時間を要する可能性があります。帝王切開は、産婦人科では一般的に行われている手術ですが、出血、感染、周囲臓器の損傷などの危険性や術後の合併症(腸閉塞、創部離開など)が起こることがあります。また、血栓塞栓症による肺梗塞の頻度は経**分娩と比較して増加するといわれています。
 なお、帝王切開で分娩となったとしても児の状態が不安定な場合もあり、点滴や、挿管し人工呼吸器を必要とすることもあります。

<前回帝王切開後の経**分娩の条件>
1. 既往帝王切開は1回であること。
2. 前回の帝王切開は子宮下部横切開であることが確認されていること。
3. 単胎で頭位であること。
4. 経**分娩のリスクが前回帝王切開以外存在しないこと。
5. 子宮破裂が発生した場合の母児のリスクを患者本人、家族が十分承知していること。

                  ○○病院産婦人科
以上の説明を受け、前回帝王切開後の経**分娩を希望します。

   年 月 日
       患者本人:             
      家族(続柄):           
      説明担当医:            

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[295]ありがとうございます投稿者:直ママ
投稿日:2005年03月17日 (木) 18時19分
水準は、そういう意味だったんですね!私はてっきり、日本の妊産婦・新生児死亡率が高いのかと思いました。色々な産婦人科のホームページ(VBACが可能な病院)を見ていますが、帝王切開後の経**分娩の条件が少しずつ違うところもあります。国で、VBACの条件は、決まっているのですか?あと、帝王切開後の子宮は、完全には戻らないのでしょうか?VBAC場合の子宮破裂は、帝王切開時に切ったところが薄く、裂けやすいと聞いたことがあります。

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[297]既往帝王切開妊婦が経膣分娩にトライするための諸条件投稿者:産科医
投稿日:2005年03月18日 (金) 02時33分
既往帝切妊婦の分娩方法は全例で帝王切開としている病院も多い一方、ほぼ無条件にVBAC-試験分娩を実施している病院も少なからずあります。病院独自の条件を設定してVBAC-試験分娩を実施している病院もあります。現状では、まだVBAC-試験分娩に関するガイドラインはありませんので、病院によって対応が全く異なる可能性もあります。

VBAC-試験分娩を実施するかどうかを決める際には、その病院が子宮破裂の際にちゃんと対応できるかどうか?が非常に重要なポイントと思われます。

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[299]そうですよね!投稿者:直ママ
投稿日:2005年03月18日 (金) 20時13分
子宮破裂の際、対応が可能か不可能かをどう見極めれば良いのでしょうか?やはり、受診した際に聞くしかないのでしょうか?

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[300]子宮破裂に対応可能な病院の条件投稿者:産科医
投稿日:2005年03月19日 (土) 00時08分
例えば、

分娩監視装置での常時管理して子宮破裂の迅速な診断が可能であること。

院内に産科医、新生児科医、麻酔科医が常駐し、24時間いつでも(30分以内に)全麻の緊急手術が実施可能であること。

いつでも大量輸血が可能であること。

などの諸条件を満たしていることは最低限必要と考えられます。

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[302]新生児仮死における蘇生処置投稿者:産科医
投稿日:2005年03月19日 (土) 23時04分
『全世界で毎年死亡する5百万の新生児のうち約19%は出生時仮死による(WHO、1995)。』と言われています。

アプガールスコア6点以下の新生児仮死は約10%で、出生時に呼吸を開始するのに何らかの手助けを必要とします。

アプガールスコア3点以下の重症新生児仮死は約1%で、その場合は心臓マッサージ、気管内挿管、血管確保、投薬治療などの積極的な心肺蘇生を出生直後に必要とします。

妊娠分娩経過には何ら異常がなくても、出生時に新生児仮死である確率は約10%、重症新生児仮死である確率は約1%であり、これは単なる確率の問題です。

分娩時に母児の救命処置が同時に必要となった場合は、産科医は母体の救命処置を最優先しますから、産科医1人の分娩立会いでは新生児仮死の蘇生処置までは絶対に手が回りません。

新生児科医の分娩立会い(あるいは院内常駐)があるかどうか?は児の予後にとって非常に重要なファクターです。

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[303]どうすれば...投稿者:直ママ
投稿日:2005年03月22日 (火) 16時01分
子宮破裂に対応可能な病院や新生児科医が24時間常駐している病院の情報を知るには、どうすれば良いのでしょう?妊婦さんやこれから妊娠する方にとってとても重要&知りたいことですよね?
これらの情報を得るには、やはり受診した時にきくしかないのでしょうか?電話では、答えてくれる所は少ないような気がします。

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[304]病院の玄関の掲示投稿者:産科医
投稿日:2005年03月23日 (水) 07時41分
病院の玄関に、標榜科と担当医が掲示されてます。その掲示を見れば、産婦人科、小児科(新生児科)、麻酔科があるかどうか、各科の医師数は何人かは一目瞭然にわかります。その掲示を見るだけでその病院の診療体制はほぼ予想できます。

例えば、助産院であれば、助産師のみの開業で産婦人科医はタッチしません。昔ながらの助産師のみの介助によるお産ですから、分娩経過中に母体または胎児に何か重大な異変が発生しても、緊急帝王切開で母体や胎児を救命するという分娩方法を選択できません。会陰切開もできませんし、会陰裂傷の縫合もできません。分娩時に大出血があって血圧が下がっても輸血もできません。また、新生児仮死があっても気管内挿管などの蘇生処置を実施できません。

また、病院であっても、産婦人科医のみが勤務する病院で麻酔科医が常勤してない場合は、緊急手術時の麻酔は産婦人科医が実施しますので、気管内挿管による全身麻酔は実施できません。

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[305]ありがとうございます。投稿者:直ママ
投稿日:2005年03月26日 (土) 14時43分
外来などの掲示でわかるんですね!
そういうふうに見る方法もあったんですね。私が、健診などで行っていた時は、ただ「今日の先生は誰だろう?」としか見ていませんでした。むしろ、その時は出産のリスクはまったく考えていなかったし知らなかったからですが...。
他の妊産婦さんやこれから妊娠される方(自分を含め)の事を考えると、もっと簡単にわかる方法はないか?どの産科医さんも、時間をかけて話す時間があれば良いなと思います。そのためにも、産科医さんが増える事を願っています。

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[309]投稿者:ベル
投稿日:2005年04月02日 (土) 23時50分
すみません、管理人でありながら静かに傍聴させていただきました。
とても分かりやすい説明ありがとうございます。
また、患者さんにとってどのようにリスク回避をしていけば良いのか非常に具体的な方法を説明していただいたと思います。

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[618]子宮破裂の危険性につぃて教えて下さい。投稿者:ぇり
投稿日:2007年10月29日 (月) 07時49分
私は今五人目を妊娠発覚しました。一人目は普通分娩で二人目から4人目まで年子で帝王切開で出産しました。今回出産するなら最後と言われ、今回子宮破裂の可能性高いと言われました。4人目が切迫子宮破裂と言われ命取りになる可能性大と言われ、今回の主治医は出産するなら36週位で予定切開なるだろうと言われ、産みたいケド4人の子供の事があるので凄い悩んでます?m

[287]帝王切開でもこんなにリスクが・・・?! 投稿者:くまぴょんの妻

投稿日:2005年03月14日 (月) 23時49分

公務員医師さんの書き込み拝見しました。
2回目以降の帝王切開って、思っていた以上にリスクがあったんですね。
肺塞栓血栓症はちゃんと認識していたので、
それに対する対策を病院側も自分もしていたので、
大丈夫って思っていたのですが、
それ以外にも母体側には出血や前置胎盤や癒着胎盤、
子供には自然分娩に比べて呼吸器の合併症が出ることが多くなるなんて・・・

わたしの場合、次妊娠したら有無を言わせず予定帝王切開になりますが、そのときにはこれらの問題をどうしたら無事クリアできるか、医師と相談しなくては・・・
こういう情報ってなかなか手に入らないんですよね。
こちらのHPに多くの産科医師さんが情報を書き込んでくだされば、
多くの妊婦さんやこれから妊婦さんにならはる方にとって
非常に役に立つので、
これからもこういう書き込みしてくれはる方が増えるといいな。

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[288]経膣分娩 vs 帝王切開投稿者:産科医
投稿日:2005年03月15日 (火) 01時32分
**分娩にも、帝王切開にも、それぞれ大きなリスクがあり、しかもリスクもケースバイケースであり、どちらの分娩方法がより安全とは一概には言い切れません。

**分娩の場合は、胎内生活から胎外生活に移行するための準備過程(陣痛のストレス)がありますが、帝王切開の場合は、何の前触れもなく、いきなり胎内生活から胎外生活に移行するために、出生直後は呼吸が安定しない場合が多いとよく言われます。従って、当科では、帝王切開で出生した児は、一晩、保育器での経過観察を行っています。翌日になれば経**分娩の児との差はほとんどなくなると私は思ってます。

**分娩では、適度な陣痛ストレスを経て出生した児の場合は、呼吸がもっとも安定しますが、児にとって過重な陣痛ストレスにさらされて重症仮死の状態で出生した場合は最悪の呼吸状態で、新生児死亡や脳性麻痺となってしまう場合もあります。

一般的に言えば、呼吸状態の安定度の順番は、安産の経**分娩>帝王切開(予定>緊急)>難産の経**分娩、となると思われます。

母児にとって一番安全で、患者満足度の最も高い分娩方法は、安産の経**分娩であることは当然の話で、すべての妊婦や産科医にとって安産の経**分娩が理想ではありますが、それはあくまで結果論であり、各妊婦さんがどのような分娩になるか?(安産か?、難産か?)の予測は非常に困難です。

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[290]産科病棟の人員配置について投稿者:産科医
投稿日:2005年03月16日 (水) 07時51分
産科病棟に分娩目的で入院してくる患者さんのほとんどは、安産の経**分娩ををめざして病院に入院してきます。ほとんどの分娩は入院後24時間以内に決着がつきますが、分娩経過は人それぞれで、本人の希望通りに無事に安産を達成できる場合もあるし、難産となる場合もあるし、突然、途中で帝王切開となる場合もあります。最終的にどのような分娩となるか?は終わってみないことにはわかりません。

産科病棟では、24時間いつでも患者を受け入れて、患者さんの刻々と変わる状況を常時監視し、何か異常が発生した場合には24時間いつでも即座に適切に対応できる体制を整えておかねばなりません。いざ緊急手術という事態になれば、複数の産科医、麻酔科医、新生児科医、助産師、手術室看護師などが手術室に結集する必要があり、産科病棟を有する病院では、24時間いつでも即座に緊急手術を開始できる人員、設備を病院内に整えておく必要があります。しかし、産科医が2〜3人しか勤務してないような病院では、そのような勤務体制を維持することは絶対に不可能で、緊急時にうまく対応できないような事態も、場合によっては、起こり得るということになってしまいます。

完璧な体制で無理なく産科業務をやってゆくためには、産科医は最低でも10〜20人は必要だと思われます。しかし、どこでも産科医不足は深刻で、特に若い産科医が圧倒的に不足していいます。

患者さんの病院に対する期待度と、現実の病院の体制とは非常にかけはなれていることが多いというのが現実の姿です。

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[291]投稿者:管理人ベル
投稿日:2005年03月16日 (水) 12時58分
そうですねぇ、リスクはあらかじめ回避策がとれるリスクと予期せないリスクがあります。
だから、患者にとっては、自分のお産についてできるだけ正確な情報を得た上で、自ら回避できるリスクは回避する必要があると思います。
そのためには、1人の医師だけの意見では、その医師の考え方や方針の影響が大きくなりますから、セカンドオピニオンやこういったサイト情報を通じて色んな意見を聞いた上で、判断することが大切だと思いますね。
裁判の時に、左裁判官いい事を言いました。
彼は結婚はされているけれど、まだお子さんはいない方で、
「この裁判を通じて、お産は生まれて当たり前という認識の人が多いけれど、これは自然分娩を含め出産は立派な手術である、だからもっと患者さんが自分の行なう医療行為に危機認識をもつようにならなくてはいけないと思いました。」
と言ってくれました。
本当にその通りですね。

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[292]産科医療の現状と将来投稿者:産科医
投稿日:2005年03月17日 (木) 07時22分
私も同感です。

私自身の個人の少ない経験の範囲内で、研修医時代から今までに勤務していたいくつかの病院で、子宮破裂を合計6例経験しましたが、その6例のうちの3例は既往帝王切開妊婦で、3例は帝王切開の既往のない妊婦でした。

既往帝切妊婦の子宮破裂の3例では全例で母体は救命できました。しかし、帝切の既往のない妊婦の子宮破裂の3例は全例で母体死亡となりました。

母体死亡となった3例とも、何のリスクもない普通の妊婦さんで、陣痛発来で病院に入院し、入院中に子宮破裂が起こり、破裂の直後より、新鮮血大量輸血、子宮摘出、ICUでのDICの治療などの集中的な治療が実施されましたが、医師団の必死の治療の甲斐なく最終的には亡くなられました。

最近、近隣の基幹病院での子宮破裂による母体死亡例が1例あったとの報告を聞きましたが、やはり、その患者さんも帝王切開の既往のない妊婦さんであったと聞きました。

前もってわかるリスクがあろうがなかろうが、妊娠自体が非常に大きなリスクであり、どんなに健康な女性であっても、妊娠すれば分娩時母体死亡の可能性があり、今後どんなに医学が発達しても、母体死亡の可能性は決してゼロにはできないと思います。そのことは一般の方も十分に認識すべき基本的事項だと思います。

現在の日本の、妊産婦死亡率、新生児死亡率などは世界最高水準であり、現在の日本の産科医療は世界の先進国の中でも最高水準にあると考えられています。しかし、新規参入が少ないために産科医の平均年齢が毎年あがって産科医の高齢化が進み、産科医数もどんどん減り続けている現状では、この先、日本の産科医療はどうなってしまうんだろうか?と多くの人が危機感を抱いてます。

優秀な若い医学部卒業生達が、夢を持って、新規参入できるような産科医療の体制を作ることが急務と考えてます。

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[296]産科医さん、ベルさんありがとうございます投稿者:くまぴょんの妻
投稿日:2005年03月17日 (木) 23時42分
わたしのただ思った事述べただけのコメントに、
丁寧にコメントしていただいてありがとうございます。

驚いたのは帝王切開を経験していない方が子宮破裂を起こした場合、先生が経験しはった例すべてが亡くなってはること。
お産って言うのはホント命がけの大イベントなんだなぁってつくづく思いました。
だから普通分娩でも帝王切開でも、母子ともに無事ならそれでいいやないですか!
それだけで幸せやないですか!
こんなに大事なイベントの手伝いが出来る「産科医」や「助産師」ってすごく素敵な仕事ですよね。
大変なこと、「何かあったときは・・」って言うのわかりますが、
もっと増えて欲しいです。
そうすれば一人の医師にかかる負担が減るでしょ。

[282]はじめまして 投稿者:みぽ

投稿日:2005年03月13日 (日) 16時41分

私は、去年10月に大学病院で帝王切開で第1子を出産しました。はじめは自然分娩の予定でした。
予定日になっても、前駆陣痛と言われるものも、おしるしもなく、あと1週間自宅で様子を見ることになりました。そして、また何もないまま1週間が経ち、健診(火曜日)にいくと入院してお産を進めていくことになりました。(赤ちゃんは、異常ありません)エコーしても、内診しても、赤ちゃんは降りてきていないので、陣痛誘発剤をつかうことになりました。あと、骨盤のレントゲンも撮り、骨盤の広さも大丈夫ということでした。誘発剤を使った2日間(木・金曜日)は、軽い痛みしかなく、「土・日は、休みで何かあっては...」ということで、誘発剤はつかいませんでした。っが、土曜日になると、規則的に痛みが来るようになり、「これは、もうすぐわが子に会える」とおもっていましたが、子宮口は1.5cmしかひらいてないとのことで。陣痛室に二日いて、痛みと戦っていました。日曜の夜、おしるしもあり、いつの間にか破水していた。子宮口も前回に近いとのことで、分娩室に22:00頃入りました。モニターを着けて、陣痛が来たときにいきむ。助産師さんは、赤ちゃんを出そうと助ける。というのを、どれくらいやったでしょう?気を失いそうになるくらいでした。でも赤ちゃんの頭は、降りてきません。先生の指示で、再びレントゲンを撮ることになりました。
レントゲンができ、先生と助産師さんが見て、話し合っていました。助産師さんは、「もう少し頑張れば...」という意見で、先生のほうは、「時間も経っているから、緊急帝王切開で」というい意見でした。そこへ、助教授が来て、手をいれ赤ちゃんの頭を引っ張ったりが始まり、20分くらい経った頃、助教授が「帝王切開に切り替える。」と言いました。それで、月曜の朝に無事に産声が聞けました。
長くなりましたが、ここから私が、疑問に思ったことを掻きたいと思います。(退院前に聞けばよかったのですが)
1.1回目のレントゲンでは、わからなかったのか?(胎児の頭が通 れないことが)
2.子宮が完全に戻るまでに3年かかるから、二人目は、3年あけて  からにしてね!といわれたのですが、3年経ってから作るのか、 3年後に産むようにすれば良いのか?
3.「児頭骨盤不均衡なので、次も帝王切開で...」といわれたので すが、やっぱり、VBACより帝王切開のほうが、母子共に安全なの か?

何かアドバイス等ありましたら、お願いします。

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[284]投稿者:管理人ベル
投稿日:2005年03月14日 (月) 13時08分
ようこそ。大変なお産でしたね。
このような結果に対するコメントは控えさせて頂きますが、次回のお産については、今回が結果として帝王切開となったため、産道を赤ちゃんが通っていないので、次回も同じような結果が考えられるという意味で予定帝切を打診されたか、或いは設備スタッフの問題で適切ではないと判断されたからではないでしょうか?
仮にみぽさんが、経産婦であれば次の赤ちゃんは比較的産道を通りやすくなりますが、今度の場合過度のいきみが続いたりすれば、子宮破裂のリスクが高くなるでしょうから。
それと、3年というお医者様の根拠は全くわかりません。

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[285]ありがとうございます。投稿者:みぽ
投稿日:2005年03月14日 (月) 14時07分
私もVBACについて、何の知識もなく「次は、下から...」と考えていました。でも、{あかいふうせん}を見つけて、ベルさんをはじめ沢山の方の文を読んでいくうちに、出産について色々なことがわかりました。そして、自分が本当に無知識だったことにがっかりしました。この世の中には、私のように簡単に「次は、自然に産みたい」と思っていたり、考えている人が沢山いると思います。そういう人たちにも、VBACのリスクを知ってもらいたいし、産婦人科医にもきちんと説明をしてもらいたいと思います。

思い出したのですが、私の担当だった医師が「3年はあけて」と言ったのは、確か、子宮が妊娠に耐えられるようになるという意味だったようです。
支離滅裂な文になってしまいました..。
<ベルさんへ>
このページをお気に入りに登録してあり、今書いているのですが、検索サイトからだと、工事中になっています。工事中でも書き込んで大丈夫ですか

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[286]投稿者:管理人ベル
投稿日:2005年03月14日 (月) 23時20分
エッエッエッ!?
工事中って?ヤフーで検索かけても出なくなってるんですか?
もちろん書き込みOKですよ(^^)

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[289]ごめんなさい!投稿者:みぽ
投稿日:2005年03月15日 (火) 10時57分
ベルさん、わたしがやり方間違っていたみたいで、できました。




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