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No.456 騎士ガンダム戦記 フェイズ287「奴の狙い・・・」 投稿者:GX−9900   投稿日:2015年08月24日 (月) 22時23分 [返信]

レイブンの正体。それは大昔にキルケー王国を攻撃・壊滅させたモンスターだった。
それを奪取した日記で知ったダークウィッチマリオンとその使い魔たち。

マリオン「あいつの目的・・・わかっちゃったね・・・」
ビギナサンダー「ええ・・・でもどうしますか?」
ハーピージャジャ「続きを・・・見ましょう・・・」
日記を見ているうちに彼らはある記述を見つける。

「K月A日 私はリグ地方支部に参謀の一人として着任した。古代遺跡調査を楽にさせるためのジークジオン様の配慮らしい。私の復讐に協力してくれるのか、もしくは私のリグに対する復讐心とリグ中に眠るキルケーの遺産を利用したいのか。確実に後者だろう。リグにはグレムリー公国のように我々ジオン族に協力する国もあるが、逆に歯向かう国もある。ガイア王国がそれだ。どうやらあの国は粘り強く我々に抵抗しているようだ。」

「K月C日 ジークジオン様によると厄介な奴がジオン族に逆らっていると言う。その名は騎士(ナイト)ガンダムと言う奴だ。スダドアカワールドの様々な国々に伝わると言う伝説の勇者だと言う。それがラクロアとか言う国に現れたらしいのだ。ガンダム。あのキルケーにも名前が伝わっていたと言う。そしてガンダム族のものが僅かしかいなかった様だった気がする・・・」

マリオン「騎士ガンダムが現れた頃ね」
シャドークゥエル「ラクロア・・・そう言えばそんな名前の騎士が現れて魔王サタンガンダムを倒したとか」
ハーピージャジャ「そう言えばそうだったわね」

「K月D日 私は自分の体にある物が付着していることに気づいた。今更ながら。それはリーナス・キルケニアス女王の髪の毛数本だ。そう言えばあの戦いでアイツの髪を掴んだなあ。その毛には魔力が微弱ながらもあった。この髪の毛を何かに利用できないだろうか?」

マリオン「何気に迂闊者ね・・・気づけないなんて・・・」

「K月H日 ジークジオン様の手下であるサタンガンダムの奴が騎士ガンダムによって敗れ去ったという情報があった。奴は三種の神器を手に入れたと言う。奴はかなりやばいらしい。ジオン族の脅威にもなりかねない。早めに手を打たねばならない。既にジークジオン様は伝説の巨人とやらを使って何かをしようとしているらしいが・・・」

マリオン「・・・伝説の巨人・・・まさかサイコゴーレムのときね」
伝説の巨人サイコゴーレム。以前ジオン族では神官マクベ・カッツェと呪術師メッサーラ指揮の元、スダドアカワールド征服のためにかつて世界を壊滅状態に追い込んだという伝説の巨人を操る作戦が行われていた。その作戦はラクロアなどの国を壊滅状態に追い込むなどの成果を上げたほどだった巨人は騎士ガンダムの手で倒されてしまい作戦は潰れた。

「K月K日 とある場所で遺跡を発見し忍び込んだ所、面白いものを発見した。それは複製人間クローンの製造法だ。キルケーでは魔法と錬金術で髪の毛一本から人造人間ホムンクルスを生み出したと言うらしいのだ。そうだ、あの女王の髪の毛を使ってホムンクルスを作ってみよう。そしてジークジオン様の理想と私のリグ地方全滅の野望を実現させる最強の切り札を生み出すのだ。」

マリオン「まさか・・・それが・・・リーナス」
さらに続きを読む。

「K月L日 ホムンクルス開発のための研究を開始する。時間はかなりかかるかも知れんが必ずやり遂げてやる。ついでに遺跡調査もな。」

ホムンクルスの研究の事ばかりがしばらく続く。そしてある記述を見つける。

「A月A日 ジークジオン様に例の計画を提案した所、許可を貰った。そして私に開発拠点としてファイズ島を与えたのだった」

マリオン「ファイズ島・・・あの島ね・・・秘密基地があったと言う噂の・・・」

「B月T日 信じられない・・・ジークジオン様がガンダムどもに敗れてしんだだと?ふざけるな!まだ計画は完成すらしていないのに・・・どうやら他の連中はパニック状態だ。敵が一気に反抗に乗り出したと言う。敵もジークジオン様のしが伝わったようだ」

シャドークゥエル「ジークジオン様がやられた時か。この時確かガイアの連中が反抗を開始し始めたなあ」
ハーピージャジャ「それで色々と総崩れになったとか・・・」

「B月U日 この地方の我が軍団は総崩れとなった。最高司令官であった邪悪将軍バイスも戦死したという。あの男は色々とうるさかったなあ。そしてこの拠点にいる者たちも逃げ出すという。私だけは逃げない!絶対に!」

「B月V日 悔しいが一旦島を離れてグレムリー公国に潜伏しよう。定期的に例のホムンクルスを見に行っておこう・・・」

最後のページにたどり着く。
マリオン「これが・・・最後のページよ」

「C月N日 グレムリー国王ギレンに例のホムンクルスの事を喋った。リグ地方を制圧できる最強の秘密兵器だと話してあるがそれは違う・・・私の復讐を成し遂げるための道具なのだ!いずれはギレン王よ・・・御主には消えてもらう。グレムリーの民ともども・・・」

これで最後だった。最後の記述であった。
マリオン「これは・・・確実に危険ね・・・レイブン・・・」
シャドークゥエル「アイツは・・・この国にとっては危険な存在・・・ですね」
ビギナサンダー「謀反を画策・・・だな」
ハーピージャジャ「どうします?この証拠があるんだからギレン王様に密告しちゃいます?」
マリオン「そうしたいけど・・・王様はレイブン司令を信頼しているから・・・」
その時、誰かがドアをノックしてきた。
一同「!!」
彼らはびくっとした。
スカーレットキュベレイ「マリオンちゃ〜〜ん。いる〜〜?」
その声の主はスカーレットだった。
マリオン「ああ・・・いるけど・・・ちょっと待ってて!」
マリオンたちは本2冊を隠す。そしてマリオンはドアへ向かう。そして開く。
マリオン「何かしら?」
スカーレットC「この間借りてた本を返しに来たの」
マリオン「ああ〜ありがとね・・・それじゃ。私はちょっと使い魔達と遊んでてね・・・」
マリオンは本を受け取るとそそくさとドアを閉めた。
スカーレットC「マリオンちゃん・・・何か隠し事かな・・・?何を隠してるの?」

続く


No.455 騎士ガンダム戦記 フェイズ286「レイブンの素性!?」 投稿者:GX−9900   投稿日:2015年08月20日 (木) 22時14分 [返信]

レイブンの日記を見つけたマリオンたち。それをアジトから奪取(拝借)して読み始める・・・

マリオン「封印・・・どういうこと?」
ハーピージャジャ「奴は誰かに封印されていたの?」
日記の最初の記述には「封印を解かれた」とあった。
マリオン「最初から色々と気になるわね・・・」
ビギナサンダー「次のページに行きましょう」
次のページを開いた。

「I月U日 ジークジオン様は偉大なるお方だ。あれほどの力をお持ちになっているとは・・・素晴らしい!彼について行きたいくらいだ!」

マリオン「そう言えばジークジオン様は私達の前には姿を現さなかったわね」
シャドークゥエル「彼はジークジオン様の姿を目の当たりにしたのか」
ジオン族において闇の皇帝ジークジオンの真の姿を見たものは殆どいない。紋章のような姿で部下達に指示を出していた。事実その姿を見たのはジオン族の魔王にして最高幹部のサタンガンダムことブラックドラゴンとジオン族最大の敵である騎士ガンダムだけである。
ビギナサンダー「一体どんなお姿だったんだろうな・・・」
マリオン「次は・・・!」

「I月V日 私はジークジオン様に全てを打ち明けた。私がかつてこのリグ地方で暴れまわっていた事を。そしてキルケーと言う魔法の国を壊滅状態に追い込んだ事を。そしてあのキルケーの若い女王リーナス・キルケニアスに敗れて封印された事を。ジークジオン様は笑ったがな。」

マリオン「な・・・なんですって!?」
マリオンたちはその記述を見て驚いた。あのレイブンはかつてこのリグ地方に栄えたキルケー王国を壊滅状態に追いやったという。
シャドー「何!?」
ビギナサンダー「そんなバカな・・・」
マリオン「ジークジオン様に封印を解かれた・・・キルケーを壊滅状態に追いやった存在・・・」
ハーピージャジャ「あの男がそんな凄い奴だったなんて・・・」
マリオン「どおりでキルケーのことを知ってるわけね・・・」
次の記述を見る。

「I月W日 ジークジオン様は私のお考えを見抜いていた。私はこのリグ地方の人々に復讐を目論んでいることを。連中は分散したキルケーの民の末裔なのだ。ほとんどの者たちは魔力を失っているのだ。あの女王の愛した民の末裔共だ。あの世にいる奴に対する復讐にリグの民を抹殺してしまおうと私は考えていた。どうやら彼はそれを見抜いて私に協力しようとしている。私の下で働けば望みを叶えてやると言った。何気に嬉しい」

マリオン「そ・・・そんな・・・リグ地方の人々を・・・!?」
ハーピージャジャ「なんて奴よ・・・」
シャドー「そう言えばキルケー滅亡後、キルケーの民がどうなったのかって言うのだが・・・もしかしたら今のこのリグの人々は皆キルケーの民の末裔じゃないかって説を聞いたことが・・・」
マリオン「なるほど・・・今この地方に生きている人々はキルケー国民だったのね・・・それが長い年月によって魔力を失って今に至る・・・ガイアもこのグレムリーも・・・元々キルケーの派生みたいな国なのね・・・」
シャドー「日記を見てみましょう」

「I月X日 ジークジオンは私にある事を命じた。この地方各地に点在するといわれる古代キルケーの遺跡を探せ。そこからキルケーの技術や謎を奪うのだ。私も丁度良かったと思っている。当時の私はキルケーの事をあまり知らなかった。ただ一番の魔法国家と聞いただけでそこに攻めただけである。キルケーの技術やらを奪えばジオン族は強化できるはずだ。私はその指令を受けた。だが私はただジークジオン様に利用されているだけに過ぎんだろう・・・だがそれでもいい。このリグ地方に復讐できるのならばかまわない」

マリオン「だから彼はこの地方の遺跡を狙ったのね・・・!」

続く


No.454 騎士ガンダム戦記 フェイズ285「奴の日記」 投稿者:GX−9900   投稿日:2015年08月18日 (火) 22時33分 [返信]

レイブンのアジトに潜入したマリオンと使い魔のシャドークゥエル。
そこで彼らが見たものは・・・

シャドー「これは・・・奴の日誌か!?」
その日記はもう使い終わったもののようだ。シャドーはその日記も懐にしまう。
シャドー「持っていくか・・・」
シャドーは部屋の中を調べる。本棚には色々な本がある。魔法の本やら錬金術の本やらがある。
シャドー「錬金術か・・・ホムンクルスは錬金術だっけか・・・」
ホムンクルスは錬金術で生み出すものだという。シャドークゥエルはそれを知っていた。
シャドー「魔道師が錬金術・・・おかしくないのかもしれないが・・・ホムンクルスか・・・何だかなあ・・・」
シャドーは一通り部屋を調べると部屋から出る。
シャドー「さて・・・ご主人は大丈夫かな?」

標本部屋

マリオン「まだかな・・・」
マリオンは箪笥の裏で隠れていた。シャドーを待っているのだ。たまにカプセルを調べたりした。変哲なところは無かった。
マリオン「たまに見る生物ばかりだけど・・・実験動物なのかしら?」
そしてシャドーが現れた。
シャドー「ご主人・・・」
マリオン「シャドー、どうだった?」
シャドー「気になるものを見つけました。持ってきちゃいました・・・」
シャドーは懐から例のノート2冊を取り出す。
マリオン「これは・・・」
マリオンはその2冊を見る。特に注目したのは「ジオン族極秘計画 ホムンクルスR製造日誌」のほうだ。
マリオン「ホムンクルスR・・・ジオン族の極秘・・・」
シャドー「一体戻りますか・・・これを基地で見ますか?」
マリオン「・・・確かに・・・ここだと内容に夢中になって奴に見つかる・・・」
シャドー「それでは・・・」



あの2匹はと言うと・・・
ハーピージャジャ「ご主人まだかしら?」
ビギナサンダーとはーピージャジャは林に隠れて岩山を覗いていた。
ビギナサンダー「レイブン司令官は現れていない・・・多分大丈夫かもしれないが・・・」
ハーピージャジャ「でもあの中に罠があったり・・・」
ビギナサンダー「不安にさせるなよ・・・!」
そのときだ。マリオンとシャドーが出てきたのは。
ハーピージャジャ「ご主人!」
ビギナサンダー「よくぞ御無事で!」
マリオン「ええ・・・あるものを入手したわ」
ハーピージャジャ「あるもの?」
マリオン「とにかく砦へ戻りましょ」
そういってマリオンたちは林の中から砦へ向かっていった。
それから3,4分たった後、レイブンは岩山の前に現れた。
レイブン「さて・・・今後どうするかを考えんとな・・・奴の奪取・・・どうするべきか・・・」

ペズン砦 マリオンの私室

ビギナサンダー「これですか・・・?」
マリオン「ええ・・・シャドーが発見したものよ」
ハーピージャジャ「極秘計画にアイツの日誌・・・これってやばいんじゃ・・・」
マリオン「でも仕方ないわ・・・奴の真意を知るには・・・」
マリオンはまず、「ジオン族極秘計画 ホムンクルスR製造日誌」を開く。
マリオン「ま・・・まさか・・・」
その日誌にはリーナスのことが書かれていた。リーナスはどうやら本当に古代キルケー王国の女王のクローンらしいのだ。
マリオン「マジだったのね・・・」
シャドー「しかし奴はどうやってリーナス女王の毛を手に入れたんだか・・・」
マリオン「確かに・・・この日誌には変な記述があるわ・・・」
ビギナサンダー「怪しい・・・あの娘は最強の生物兵器と言うけど本当はなんに使うつもりなんだか・・・」
シャドー「既にギレン王は知っているのか・・・こりゃあヤバい機密だな・・・」
ハーピージャジャ「もしかしたらこの日記を見れば分かるかもしれない・・・」
ハーピーが出したのはレイブンの使用済み日記だ。
マリオン「見てみますか・・・」
マリオンは恐る恐る日記を開く。こんな記述があった。

「I月T日、私がジークジオンと呼ばれる者によって封印を解かれてから一週間が経過した。今日から日誌を付ける事にしよう。いつかジークジオン様の元で働き、そして我が目標を成し遂げてやる。復讐を・・・」

一同「封印を解かれた・・・?」

続く


No.453 騎士ガンダム戦記 フェイズ284「マリオン決死の潜入2」 投稿者:GX−9900   投稿日:2015年08月04日 (火) 22時53分 [返信]

レイブンの秘密アジトに潜入したマリオンとシャドークゥエル。

マリオン「古代魔法に関する本があるなんて・・・」
シャドー「やはり奴は色々と怪しいです」
マリオンはアジトを突き進む。部屋をまた見つける。開けるとただの空き部屋だった。
マリオン「この部屋は・・・空き部屋・・・かな・・・」
確かに空き部屋のようだが部屋の隅に何かがある。
シャドー「あれは・・・」
近づいてみるとそれは骨であった。
マリオン「ひい!!」
シャドー「これは・・・しんでからかなりの時が経ってますね・・・」
マリオン「ええ・・・奴がやったわけじゃないのね・・・」
シャドー「行きましょう」
マリオンとシャドーは進んでいく。そして別の部屋を見つける。そこにも木箱があり中には薬草が沢山入っていた。
シャドー「これは・・・薬草か・・・」
シャドーとマリオンはその薬草の匂いを嗅ぐ。
マリオン「これはリグ地方特有の薬草ね。この地方に多数分布してる奴よ」
そして薬草の保管庫を出て二人はまた進んでいく。そして分かれ道に会った。
マリオン「どこへ行けば・・・」
シャドー「適当に・・・真っ直ぐ」
と言う事で直進する。途中で扉を見つけて覗いたがそこは多数のカプセルがある部屋だ。ヘビやらでかいカブトムシやら鳥やらがホルマリン漬けカプセルに入っていた。そして覗いた後、通路を真っ直ぐ行くと・・・
マリオン「ここは・・・」
大きな扉だ。研究室と言うプレートがある。
マリオン「奴の・・・研究室・・・」
シャドー「俺が忍びこんでみます・・・ご主人はどこかに・・・」
マリオン「分かったわよ・・・さっきの標本部屋に隠れるわ。頼んだわよ」
シャドー「了解。何か見つけたら知らせます」
シャドーは研究室へ忍びこんでいく。マリオンは後退していく。そしてさっきのカプセル部屋に入った。
マリオン「これはまるで標本ね・・・気持ち悪い・・・でもよく見かけるけどこんなに多数・・・」
マリオンは部屋の隅っこの箪笥みたいなのの裏に隠れた。

研究室

その研究室はフラスコやらビーカーやらが置かれており、壁には魔法陣の描かれたポスターのようなものが貼ってあり、本棚があったりしていた。
シャドー「魔法の研究かな・・・アイツも熱心みたいだな・・・」
シャドーは本棚を覗いてみた。そしてあるものを見つける。
シャドー「ん?これは・・・」
それは「ジオン族極秘計画 ホムンクルスR製造日誌」と書かれたノートだった。
シャドー「何だこれ・・・一応拝借するか・・・」
シャドーはそのノートを懐にしまった。そしてシャドーはあるものを見つける。
シャドー「ん?これって・・・」
それはリグ地方の地図であった。しかしかなり古いものだ。しかも地形やら地名やらが今と違っている。
シャドー「これって・・・昔のリグ地方か?」
文字もシャドーが知らないものである。これはきっと古い地図なのだろう。もしかすると古代キルケー時代の・・・
シャドー「まさかな・・・」
そしてシャドーはあるものを見つける。ノートだ。しかもそれは・・・レイブンの日記であった。
シャドー「!?日記!?・・・奴の日記帳か!?・・・」

続く


No.452 騎士ガンダム戦記 フェイズ283「マリオン決死の潜入」 投稿者:GX−9900   投稿日:2015年07月22日 (水) 22時25分 [返信]

マリオンはレイブンのアジトへの潜入を行おうとしていた。

ハーピージャジャ「大丈夫なんですか?」
マリオン「大丈夫よ、多分」
ビギナサンダー「多分って・・・」
シャドークゥエル「俺はご主人の影の中にいるから安心しろよ、二人とも」
ビギナサンダー「今、彼は首都にいる・・・来るかもしれないけど・・・気をつけて!」
マリオン「わかったわよ。行くよ・・・シャドー」
シャドークゥエル「了解!」
マリオンはシャドーを自分の影に潜ませながら岩山に近寄る。
マリオン「この辺りから魔力のようなものを感じるわ」
マリオンは岩山のある部分を触る。何かの力を感じた部分。そして触ったらマリオンは岩に吸い込まれるように消えた。
ビギナサンダー「きっ・・・!消えた・・・!」
ハーピージャジャ「ご主人・・・幸運を祈る・・・」

レイブンの秘密研究所

マリオン「無事に・・・着いたわね・・・」
シャドークゥエル「ええ・・・」
二人はどうやら研究所の内部に無事に入れたようだ。
マリオン「さて・・・どう調べるかしら?」
マリオンは通路を進んでいく。シャドークゥエルはマリオンの影の中に潜んでいる。
シャドークゥエル「俺がついていますから大丈夫です!」
マリオン「静かに・・・レイブン司令官がいるかもしれないのよ」
マリオンはある部屋を見つける。
マリオン「入ってみよう・・・」
マリオンは部屋に入った。その部屋には木箱が多数あった。
マリオン「ここは・・・何かの倉庫かしら?」
シャドーも出てくる。
シャドー「おそらくはね」
二人は木箱を覗いて見る。中にはエメラルド色に輝く魔法石があった。
マリオン「これは魔法石だわ・・・それにこれは・・・確かボスニア荒野だけにしかないと言われるものじゃない」
シャドークゥエル「プリムス砦があったあの荒野ですね」
マリオン「ええ・・・」
マリオンたちは他の木箱も調べてみた。全てが魔法石だった。
シャドークゥエル「ここは魔法石の倉庫か?」
マリオン「そのようね・・・」
シャドークゥエル「奴はこれだけの魔法石を何で溜め込んでいるんだか・・・何故我々に献上しない?」
マリオン「確かに・・・こんなにあればいい戦力強化にもなれるのに・・・」
シャドークゥエル「こんなものを密かに回収して勝手に保管する・・・何に使う気だ?」
マリオン「研究用のためよ、多分」
シャドークゥエル「だと良いけど・・・」
マリオン「こんなにあるのに少しくらいわければ・・・」
そういって二人は別の部屋へ向かう。沢山の本がある部屋だ。まるで図書室のようだ。
マリオン「これは・・・」
そこにある本は魔法関係の本、古代キルケーに関係する書物ばかりであった。
シャドークゥエル「これほどの本・・・何故奴はキルケーに拘るんだろうか・・・」
マリオン「こんなに魔法関係の本が・・・」
マリオンは目を輝かせていた。彼女も魔法使いだ。魔法関係の本には目が無いのかもしれない。
マリオン「これは・・・古代魔法の本だわ!ちょっと見たかったのよね・・・」
シャドークゥエル「ちょ・・・ご主人・・・」
シャドーはマリオンを止めようとする。
マリオン「この本・・・ザビロニアの魔法に関する本ね・・・あとこれは・・・ダバード王国の伝説ですって・・・?」
シャドークゥエル「あの・・・ご主人・・・目的忘れないでくださいよ」
マリオン「あ・・・ごめんなさい・・・つい・・・」
シャドークゥエル「はあ・・・普段は引っ込みっぽいけど魔法関係のことになると・・・」

続く


No.450 騎士ガンダム戦記 フェイズ282「レイブンに対する考察」 投稿者:GX−9900   投稿日:2015年07月14日 (火) 22時16分 [返信]

ガイア城

リーナス「はあ・・・」
リーナスはため息をついた。自分の正体はガイア軍も知ったが殆ど信じていないようだ。
リーナス「信じてはくれないわよね・・・」
Gセイバー「よおリーナス」
Gセイバーが声をかけてきた。
リーナス「あらGセイバー」
Gセイバー「また自分の事についてか?」
リーナス「ええ・・・皆信じていないみたいだけど」
Gセイバー「まあそうだろうな・・・デルタもだし・・・さっき聞いた話によると王様も信じてないらしい、奴のでまかせだと言ってたとか」
リーナス「でも私はアイツの言った事は本当だと思う・・・私は見ちゃったんだ・・・あそこで・・・あのノートを読んで・・・」
Gセイバー「リーナス・・・」
リーナス「ネクティスの所に行こうかな・・・彼ならホムンクルスの事に詳しいかも」
Gセイバー「そうだな、俺もネクティスに話しがあるんだ」

ネクティスの部屋
二人はネクティスを尋ねる。
ネクティス「ホムンクルスか・・・」
Gセイバー「ホムンクルスって人工的な人間なんだろ?」
ネクティス「ああ、ホムンクルスは錬金術で作られる人造人間だ。魔術を使って作れるがそれには高度な技術が必要だ」
リーナス「そうなんだ・・・もし本当ならば・・・」
ネクティス「あのレイブンってのは只者じゃないかもしれない・・・お前も高度に完成されたホムンクルスと言う事になるが・・・」
リーナス「ならば・・・私を徹底的に調べてみて!ねえ!」
リーナスは焦るようにネクティスに迫ってくる。
ネクティス「おいおい!待て待て・・・」
Gセイバー「落ち着けリーナス・・・」
リーナス「でも!」
Gセイバー「お前は自分の衝撃的な正体を知って焦っているのかもしれないが・・・」
ネクティス「言っておくけど普通の人間とホムンクルスは簡単に見分けがつかないんだ。それに複製を作るのもかなり難しいらしい・・・」
Gセイバー「クローン技術ってのは確かに聞いたことがあるが今の技術では困難だって言われている・・・」
ネクティス「実は噂で聞いたんだがキルケーには今以上に高度なホムンクルス製造技術があったとか・・・」
リーナス「何ですって・・・!」
Gセイバー「まさか・・・リーナスはその技術で作られたとか・・・」
ネクティス「・・・分からないがあのレイブンって奴・・・やっぱり只者じゃない。きっと昔のモンスターレイブンと何か繋がりがあると思う」
Gセイバー「いや・・・馬鹿げた話かもしれんが俺とデルタはあのレイブンは昔のモンスターレイブン本人じゃないかなと思ってる・・・」
ネクティス「ば・・・バカな・・・」
リーナス「そんな・・・」
ネクティス「奴は封印されたと聞いていたが・・・!!まさか・・・」
リーナス「その封印が・・・誰かに・・・解かれた?」
Gセイバー「俺たちの荒唐無稽な仮設だ・・・俺はこのことを言う為に来たんだよ。デルタの頼みで」
デルタ「だとしたら一体誰が・・・?」
リーナス「誰が奴の封印を・・・はっ!!・・・まさかあの記述は・・・」
リーナスはある事を思い出した。レイブンのアジトで見た自分の製作日記。その日記のある記述を。

「我を助けてくれたジークジオン様のためにも」

リーナス「ジーク・・・ジオン・・・?」
Gセイバー「ジークジオン・・・だと?」
リーナス「そう言えば日誌に「ジークジオン様に助けてもらった」とか・・・」
Gセイバー「まさかアイツが!?」
ネクティス「奴の封印を偶然解除したのか!?」

グレムリー公国 ある場所

その頃・・・マリオンたちは・・・
ハーピージャジャ「どうしても行くのですか?」
マリオン「ええ・・・シャドーも付いているから大丈夫よ」
シャドークゥエル「俺に任せろって」
マリオンたちは例文の味とがあると思しき岩山に来た。
マリオン「確かに何かを感じるわ・・・」
ビギナサンダー「ただの何の変哲も無い岩みたいなんですが・・・」
マリオン「私には感じるの、何かをね・・・」

続く

No.451 訂正 投稿者:GX−9900   投稿日:2015年07月21日 (火) 08時07分

デルタ「だとしたら一体誰が・・・?」
      ↓
ネクティス「だとしたら一体誰が・・・?」


No.449 騎士ガンダム戦記 フェイズ281「もしやレイブンって・・・」 投稿者:GX−9900   投稿日:2015年07月10日 (金) 21時41分 [返信]

マリオンはリーナスの正体をシャドークゥエルから聞いて驚く。だがシャドーが聞いたのはそれだけではなかった。

マリオン「まだあるの?」
シャドークゥエル「ええ・・・キルケー滅亡にまつわる真実です」
マリオン「何ですって・・・」
ビギナサンダー「俺が聞いた話によれば古代キルケーは確か天変地異で滅亡したとか・・・」
シャドークゥエル「それはただの噂だろ。俺が聞いたのはそんなものじゃない」
ハーピージャジャ「早く言いなさいよ」
シャドークゥエル「そのキルケー滅亡の原因ってのはモンスターによる襲撃だったとか・・・」
ハーピージャジャ「モンスターの手によるもの!?」
マリオン「そうだったの・・・」
彼女らはまったく知らなかった事実だ。
シャドークゥエル「ガイアのネクティスって奴が言っていた事なんだがな・・・」
マリオン「ネクティスが?」
シャドークゥエル「ええ・・・」
ハーピージャジャ「何でガイア王国がそんな事を?」
シャドークゥエル「それ程調査が進んでいるんだろうって」
マリオン「そう・・・」
シャドークゥエル「そのモンスターの名前なんだが驚くなよ?」
マリオン「え?」
シャドークゥエル「そのモンスターの名前は・・・レイブンって言うらしい・・・」
マリオンたち「!?」
シャドークゥエル「うちの司令官と同じ名前なんだ」
マリオンたち「ええ!?」
流石にマリオンたちもこれには驚いたようだ。自分達の上司とキルケーを潰したと言うモンスターの名前が一緒だと言うのは。
ハーピージャジャ「そんな・・・何かの偶然じゃ・・・」
ビギナサンダー「確かに・・・同じ名前なだけじゃないのか?」
シャドークゥエル「確かに・・・でも俺は見たんだ・・・何か司令はそれを聞かれたとき何か怪しいような戸惑っていたような・・・そんな表情をしていた・・・」
マリオン「そうなの?」
シャドークゥエル「キルケーの事を調べてたりキルケーの女王のクローンを作ったり・・・何か関係ありそうだな・・・ひょっとすると・・・」
マリオン「・・・!まさか・・・」
ビギナサンダー&ハーピージャジャ「?」
シャドークゥエル「あの司令はそのモンスターの子孫もしくは・・・」
マリオン「そのモンスターレイブン本人だったり?」
シャドークゥエル「・・・やっぱりそう思いますか?馬鹿げた推論ですが・・・」
マリオン「私もさ・・・あの人から何かを感じるのよ・・・魔力をね・・・それも強大な・・・巨大国家であるキルケーを単体で壊滅させるとなればそれ相応の力が必要ね。もしかしたら彼が・・・」
ハーピージャジャ「そ・・・それは凄い推理ね・・・」
シャドークゥエル「これはもっと調べてみないと・・・あの人の目的が何なのか・・・」
マリオン「そうね・・・そう言えばシャドー・・・」
シャドークゥエル「はい?」
マリオン「貴方、レイブンのアジトらしき場所を見つけたって言っていたわね」
シャドークゥエル「ええ・・・それが・・・」
マリオン「あそこって魔力を持った人しか入れない仕掛けみたいね」
シャドークゥエル「ええ・・・!!まさか」
ビギナサンダー「ご主人!!」
ハーピージャジャ「まさか・・・」
マリオン「そのアジトとやらに・・・潜り込んで見るわ・・・」

続く


No.448 騎士ガンダム戦記 フェイズ280「疑念」 投稿者:GX−9900   投稿日:2015年07月08日 (水) 21時12分 [返信]

突然の撤退命令を出されたレイブン。その理由は・・・

グレムリー公国首都グレムリー城

レイブン「王様、一体何用でございますか?」
ギレン王「ふむ・・・レイブンよ・・・勝手に自ら出向いてガイア軍と戦うとはな・・・」
レイブン「ええ・・・申し訳ございませんでした、勝手な事をしてしまって・・・どうやら王様に伝わっていなかったようですね」
ギレン王「伝えるつもりだったようだな」
レイブン「ええ、あの伝令係も忙しかったみたいですし余計な仕事を押し付けてしまったようです」
ギレン王「それでは本題に入ろう」
レイブン「はっ!私を呼んだ用件とはなんでしょうか?」
ギレン王「私は御主の事を信頼して、グレムリー軍の司令官の地位を与えた・・・だが・・・」
レイブン「だが?」
ギレン王「最近思うのだ、御主は本当にこの国の為に働いているのか?」
レイブン「はい?」
ギレン王「御主はあのリーナスとか言う小娘は最強の生物兵器になると言っていた。あれはかつてこの地方を支配したキルケー王国の女王のクローンだそうじゃないか」
レイブン「ええ、前に仰りましたでしょう」
ギレン王「エリアルドにもその事を話したそうじゃないか」
レイブン「もしや・・・王子からお聞きになったのですか?」
ギレン王「まあな、しかしこれは我等親子とお前だけの秘密だ」
レイブン「わかります」
ギレン王「だがお前は本当にこの国の為を思って戦っているのか?遺跡の占拠・・・古代キルケーを我等の為に使おうとしているようだが本当にそうなのか?」
レイブン「一体何を?」
ギレン王「何やら最近貴様の事が怪しく感じるのだ。お前の腹は読めんからな・・・」
レイブン「まさか・・・あなたは私が信用出来なくなったと?」
ギレン王「そうかも知れんな・・・だがもう一度お前の忠義を確かめたいのだ・・・貴様が我がグレムリー公国の為に尽くすかどうか・・・」

ペズン砦 マリオンの私室

その頃マリオンは・・・
マリオン「何ですって!?」
シャドークゥエル「はい・・・全て聞きました」
シャドークゥエルはベララベラ高原から急いで戻るとマリオンに聞いた全てを話した。リーナスの秘密を。
ビギナサンダー「まさか奴がな・・・」
マリオン「彼女がホムンクルスだなんて・・・」
ハーピージャジャ「レイブンが製作した・・・びっくりだわ・・・」
マリオン「どおりであんな強大な魔力を・・・それが狙いだったのね・・・」
シャドークゥエル「ええ・・・それだけじゃありませんよ、俺が聞いた真実は」
マリオン「まだあるの!?」

続く


No.447 騎士ガンダム戦記 フェイズ279「レイブン撤退」 投稿者:GX−9900   投稿日:2015年07月02日 (木) 21時33分 [返信]

レイブンと激闘を繰り広げるリーナスとガイア軍部隊。だがそこにエリアルド王子が現れる。

リーナス「あいつは・・・!!」
Gセイバー「エリアルド!・・・グレムリーの王子かよ!」
レイブン「王子!?」
何故エリアルドがこんな所に現れたのかレイブン自身にも分からなかった。
エリアルド「レイブンよ・・・突然で悪いな」
レイブン「はあ・・・」
エリアルド「実はな・・・父上・・・つまり王がお前を呼んでいるのだが・・・」
レイブン「王が?」
エリアルド「ああ、お前を探してたぞ」
レイブン「そうか・・・ギレン様には伝わっていなかったのか・・・」
エリアルド「戦闘中悪いが・・・」
レイブン「分かりました」
エリアルド「さて・・・援護してやるぞ!さらばだ!ガイア軍よ!」
エリアルドはエアブレードを繰り出す。エアブレードは地面に辺り土ぼこりが発生する。
Gセイバー「わっ!前が・・・!」
マークW「あいつ・・・視界を!!」
レイブン「アウト!」
レイブンが脱出魔法を唱えた。そして二人はいなくなっていた。
ネクティス「逃げたか・・・」
ジムストライカー「くっ・・・」
Gセイバー「・・・一応助かったんじゃないか・・・?」
ネクティス「・・・かもな・・・」
リーナス「ふう・・・アイツ・・・手強いわ・・・」
Gセイバー「さて・・・とりあえず・・・帰還するか・・・」
ネクティス「だな・・・部隊もボロボロだ・・・」
ジムストライカー「よし!撤収するぞ!」
そして彼らは首都へ戻っていく。
Gセイバー「リーナス・・・どうする?お前の素性は」
リーナス「・・・帰ったら白状するわ・・・」

そしてその場にはある輩が隠れていた。シャドークゥエルである。彼はレイブンの後を付けていた。
シャドークゥエル「なるほど・・・あの娘にそんな秘密があったとは・・・それにレイブン司令・・・こりゃあ報告しないと!!」

ガイア城作戦室

リーナスとGセイバーの両名は皆にレイブンの話した事を喋った。リーナスの素性である。
ネクティス「なに!?」
デルタ「本当なのか?」
リーナス「ええ・・・マジです、本当です」
皆驚いているようだ。確かにそうだろう。リーナスの正体は古代文明の女王のクローンなのだ。
デルタ「そんなバカな・・・奴のデマじゃないのか?」
Gセイバー「俺は何となく嘘じゃないと思う・・・これまでコイツの記憶が戻らないし・・・」
リーナス「それに何となく石版の女王と私ってそっくりじゃない・・・」
サード「そんな・・・リーちゃんが・・・」
ネクティス「まあ確かに強力な魔力があったりした・・・それにマギナスカリヴァーの件もある・・・」
セカンド「んなアホな・・・」
リーナス「・・・あ〜・・・実はねえ・・・」
Gセイバー「どうした?」
リーナス「これまで黙ってた事があったのよ・・・」
デルタ「黙ってた事?」
マークW「それは何だ?」
Gセイバー&デルタ(ついに話す時が来たか・・・)
リーナス「実はグレムリー潜入時に・・・レイブンのアジトに迷い込んだ時に・・・自分の正体をそこで知りました・・・つまりもうとっくに知ってました!!」
一同「えええ!?」
やはり皆驚いたようだ。
リーナス「あいつの言っていたことは多分嘘じゃないと思う・・・」
セカンド「何で今まで黙ってたんだよ・・・」
リーナス「いや・・・あまりにも衝撃的だったから・・・言うべきか言わないべきか・・・迷いまくってて・・・言ってもどうせ信じないかもしれないと思ってた・・・」
リーナスは落ち込んだ。
Gセイバー「まあそうだろうな・・・俺も最初アイツが行った事はあまりにも信じられなかったからな・・・」
ネクティス「・・・どうする?団長」
デルタ「・・・そう言われてもな・・・やはり信じられないな・・・」
ネクティス「だが・・・あのレイブンって奴・・・大昔のキルケー王国を攻撃したモンスターと何か関係あるかもしれない・・・」
デルタ「確かに・・・名前が一緒なだけかもしれんが・・・」

続く


No.446 騎士ガンダム戦記 フェイズ278「強いぞレイブン2」 投稿者:GX−9900   投稿日:2015年06月30日 (火) 22時18分 [返信]

敵の指揮官魔道騎士レイブン。奴は強い。だが彼には秘密があるようだ・・・
奴とキルケーを襲ったモンスター。同じ名前の両者の関係やいかに。

Gセイバー「・・・何か怪しい・・・」
レイブン「あ・・・怪しくは無い!!」
レイブンはまた攻撃を始める。
レイブン「ムービルフィラ!!」
稲妻がGセイバーに襲い掛かる。
Gセイバー「ぐあああ!」
リーナス「Gセイバー!させない!」
リーナスも魔法で攻撃を開始する。
リーナス「ムービサーベ!」
真空の刃がレイブンを襲った。レイブンはそれでも剣でそれを防いだ。だがGセイバーは離れる事ができた。
Gセイバー「すまないな・・・」
リーナス「ふう・・・」
リーナスの今の攻撃はGセイバーを助ける為のものだった。レイブンの注意がこっちに来たおかげでGセイバーはどうにか助かった。
マークW「隙あり!インコムハンマー!」
マークWが隙を突いてインコムハンマーを投げる。だがレイブンはそれを防御した。
レイブン「ムービシルド!」
防御魔法ムービシルド。光る盾を発生させて自分を防御する魔法だ。
マークW「何!?」
レイブン「甘いな!」
レイブンは剣でマークWに襲い掛かる。
マークW「くっ!」
レイブン「中々やるな、騎士ならばな」
マークW「お前も騎士だろうに・・・なんで古代文明調べてるんだか・・・」
レイブン「それが悪い事か!?大体そんなのはお前が知る必要は無い!」
レイブンはマークWを押した。
マークW「・・・うるさいよ!」
ジムストライカーとリーナスも加勢する。
ジムストライカー「俺も加勢するぜ!」
リーナス「このお!!」
ストライカーのツインスピア、リーナスの剣がレイブンを狙ったがレイブンの剣で防がれる。
ジムストライカー「嘘だろ!?」
リーナス「こいつ・・・伊達に司令官名乗ってないわね・・・」
レイブン「うせろ!リーナス以外は!」
レイブンは魔法攻撃を行う。ムービガンだ。それでストライカーが吹き飛ばされる。
ジムストライカー「うわあっ!」
リーナス「うわっ!ストライカーが!」
レイブン「よし!」
レイブンがリーナスに手を出そうとする。
Gセイバー「させるかよ!」
Gセイバーが斬撃をかける。レイブンにダメージを与えたが微々たる物だったがリーナスを脱出させた。
レイブン「くっ!」
リーナス「危ない危ない・・・」
ネクティス「今度はこっちの番だ!」
ネクティスの魔法攻撃だ。
ネクティス「ファンネル!!」
雷撃を食らうレイブン。だがまったく通用していないようだった。
ネクティス「何!?」
レイブン「ふふふふふ・・・私にはそんな魔法など低レベルだよ!」
レイブンはネクティスを蹴り倒した。
ネクティス「つ・・・強いな・・・魔法も格闘も剣の腕も・・・」
Gセイバー「こりゃあ司令官になれるもんだな・・・」
レイブン「そういうものだ、さて・・・リーナスよ・・・さっさと・・・」
リーナス「来ませんよ!」
リーナスは再びボーガンでレイブンを攻撃する。それでも当たらない。
リーナス「あなたは本当に何者なのかしら?・・・私が何者なのかは知ったけど・・・貴方の正体は何なの?」
レイブン「それは問題じゃない・・・」
Gセイバー「確かにそうだ・・・なーんかお前は隠しているような気がする・・・もしや・・・お前って・・・!」
レイブン「だから違うと言っているだろ!!」
レイブンがまた攻撃を開始した。
レイブン「ムービムナグマ!!」
ネクティス「避けろーーー!」
全員その攻撃をかわそうとするがリーナスは間に合いそうに無い。
レイブン「げげ!しまった!!」
レイブンがリーナスのほうへ急いで駆けつける。
Gセイバー「やばい・・・リーナス!」
Gセイバーも駆けつける。
リーナス「やばっ!・・・こうなったら・・・ムービシルド!!」
リーナスはとっさに防御魔法を出した。攻撃はどうにか防げたがリーナスはへとへとだ。
Gセイバー「ふう・・・」
レイブン「危機一髪だな・・・」
ネクティス「レイブンの奴・・・奴を傷つけたくないようだが・・・」
Gセイバー「どうやら奴も同じ行動に・・・だが奴の場合は・・・」
リーナス「た・・・助かった・・・」
そしてレイブンはGセイバーに切りかかろうとした。そしてGセイバーも剣でレイブンを斬ろうとする。その時だ。
?「レイブン!」
そこに現れたのはエリアルドだ。一体奴はこんな所に何をしに来たんだ?

続く




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