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No.332 騎士ガンダム戦記 フェイズ167「レスターが!!・・・」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年11月12日 (火) 21時47分 [返信]

バンパイアハンターレスターとギルティの激闘、その最中レスターはギルティのマントを破った!!

ギルティ「ひえええ!!私のマントが!」
サンドレオン「やばい・・・!」
レスター「やっぱそういうことか?」
ギルティ「う・・・」
レスター「お前はこのマントで魔法を防御していたんだな」
ギルティ「くっ・・・御名答ね・・・」
レスター「とどめ!」
ぐさっ!レスターは対吸血鬼用矢をギルティの肩に突き刺した。
ギルティ「ぎあああ・・・」
リーナス「いける!?」
Gセイバー「今だ!一斉攻撃!」
Gセイバーの叫びと共にリーナスとGキャノンが攻撃準備に入る。ギルティは痛みに耐えつつ抵抗する。
ギルティ「ぐぐぐぐ・・・」
レスター「こいつまだやるのかよ!」
サンドレオン「くそっ!」
サンドレオンはデルタ、ジェムズガンと交戦していて援護できない。
デルタ「やってくれたか!」
ギルティ「バンパイアハンターさん・・・吸血鬼を・・・甘く見ないでよね!」
ギルティは根性でレスターを押してくる。ギルティは口を開いた。
レスター「何!?」
そしてレスターに噛み付いた。
レスター「ぐあっ!」
そしてレスターの体勢が崩れ始める。
リーナス「レスター!」
ジムブリザード達「げげ!」
ギルティ「今だ!」
ギルティの鎌がギルティを切った。
レスター「ぐあああああ・・・・!!」
リーナス「!・・・」
Gセイバー「!・・・」
ジェムズガン「な・・・!?」
サンドレオン「おお!」
デルタ「何・・・!?」
大きな切り傷を刻まれたレスターは吹き飛ばされ、宙に舞う。切り傷からは大量の血が吹き出た。まさに血の雨のごとく。
ギルティ「ひゃっほぉー!血だわ!」
ギルティはその血を口を出して、浴びながら飲む。
デルタ「な・・・なんて事を・・・」
サンドレオン「流石ギルティ様!やるじゃん!」
驚愕したリーナスとGセイバーがレスターに駆け寄る。
リーナス「れ・・・レスターーーー!!!」
Gセイバー「レスター!!」
ジェムズガン「・・・馬鹿な・・・!」
もはやレスターは虫の息だ。
レスター「・・・く・・・くそ・・・しくじっちまった・・・」
リーナス「れ・・・レスター!ぁぁ・・・」
リーナスが涙目でレスターに寄る。
リーナス「こんなの嘘でしょ・・・」
レスター「すま・・・ない・・・惨めなもんだ・・・」
レスターは瀕でありながらも喋る。
Gセイバー「それ以上喋るなよ・・・」
レスター「俺って・・・情けな・・・い・・・惚れた女の前でやられるなんて・・・」
リーナス「レスター・・・」
Gセイバー(やっぱりか!!)
レスター「俺って・・・馬鹿・・だ・・・吸血鬼にやら・・・れる・・なんて・・・ハンター失格だ・・・な」
リーナス「なないでよぉ・・・!」
Gセイバー「Gキャノン!」
Gキャノン×2「はっ!」
リーナス「私も!」
リーナスとGキャノン2名が回復魔法ミディアを行った。だが・・・
Gキャノン「無理・・・回復魔法効果無し・・・」
リーナス「駄目・・・だ・・・」
レスター「おい・・・リーナスよぉ・・・」
リーナス「何?」
レスター「最後に頼みたい事がある・・・」
Gセイバー「何だよ・・・」
レスター「アイツを・・・ギルティの奴を仕留めてくれ・・・奴を確実に倒す事が・・・俺や親父、それに俺のご先祖様や光の戦士の願いだ・・・光の戦士とご先祖では封印し切れなかった・・・だがお前らだったら奴を葬り去れるかも・・・なんとなく思ったが・・・」
リーナス「な・・・なんとなくって・・・」
レスター「俺の武器を使え・・・奴を・・ギルティを仕留めてくれ!・・・俺の分まで!」
リーナス「・・・!れ・・・レスター・・・!」
レスター「・・・頼む・・・ぜ・・・好きだった・・・!」
リーナス&Gセイバー「!!・・・」
レスターは吐血し、そのまま息を引き取った。
リーナス「う・・・嘘よ・・・こんなの・・・れ・・・レスターーーーーーーーー!!」

続く


No.331 騎士ガンダム戦記 フェイズ166「レスターVSギルティ決着か!」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年11月04日 (月) 22時37分 [返信]

リーナス達ガイア軍とバンパイアハンターレスターは吸血鬼ガンダムギルティとその手下ガンダムサンドレオンと交戦状態であった。

ギルティ「ふふふ・・・私はどんな魔法も減っちゃらよ!」
リーナス「くぅ〜やっぱりあのマントかしら?」
Gキャノン「うむ・・・」
悔し紛れにリーナスたちは呟く。
レスター「かもな」
リーナス「レスター?」
レスターが割り込んできた。
レスター「俺もなんとなく感じる、魔法無効化の理由はあのマントだろう・・・
Gキャノン「お前も思ったのか、多分あのマントにはあらゆる魔法を無効化する魔力コーティングでも施されているんだと思うな」
リーナス「魔力コーティングか・・・」
レスター「吸血鬼一族には魔法対策にそういう装備を作っていたとか言う噂を聞いた」
Gセイバー「何の為だ?魔法使い対策か」
レスター「わからないけど、一説じゃ大昔吸血鬼一族がキルケーと交戦状態になった際にそういう装備を作ったとか」
リーナス「キルケーですって!?」
またしてもキルケー絡みの事だ。どうやら最近の彼女の周りにはキルケー文明のものが付きまとっている。キルケーの遺物を持ったルシフェルと言いアデレード遺跡と言い、マジカノンと言い彼女にはどうもキルケーに関係する事が付きまとうようだ。やはり何か関係があるのか?だが今はそんな事を考えている場合ではない。
デルタ「やっぱり、魔法が駄目ならば剣で斬るしかないか」
デルタがギルティへ切りかかる。がサンドレオンが防御する。
サンドレオン「ギルティ様には指一本触れさせんよ!」
デルタ「ちぃ!」
ジェムズガン「加勢するぞ!」
ジェムズガンも再びサンドレオンに立ち向かう。
ジェムズガン「こいつは俺達に任せてお前達は吸血鬼を!」
デルタ「気をつけろよ!奴に魔法は使うなよ!」
Gセイバー&リーナス「了解!!」
だが流石にギルティは手強いのだ。魔法以外でも簡単には倒せない。
レスター「俺にやらせろ!」
レスターが名乗りを上げた。
ジムブリザード「れ・・・レスター!」
レスター「俺はバンパイアハンターだ、奴を必ずしとめてやる!!」
Gセイバー「やる気か?」
レスター「ああ、やってやるとも!俺の命にかけても!」
リーナス「ちょっ!・・・レスター!・・・」
レスター「何だよ・・・」
リーナスとレスターは顔を赤らめた。
リーナス「いや・・・その・・・」
レスター「・・・む・・・」
Gセイバー「おいおい・・・二人とも・・・顔赤くなってるぞ・・・風邪ひいた?」
リーナス「え・・・い・・・いやっ!なんでもないよ!」
レスター「だ・・・大丈夫だよ!ガンダム族の!」
Gセイバー「あの、レスター君よ、俺は騎士Gセイバーって言うんだぞ」
レスター「ああ、すまんな、名前知らなかったもんでな」
そしてレスターは話を戻す。
レスター「俺が奴と戦うさ、間違いなくあのマントだ、もしマントを破れたら援護攻撃よろしく」
Gセイバー「わかったよ・・・!でも破る前に援護はやる」
レスター「はいはい、リーナスよ・・・頼んだぜ!」
リーナス「・・・わかった・・・もし戦い終わったら・・・どうする?」
レスター「そうだな・・・お前と一緒に・・・」
リーナス「わかったよ・・・一緒にね・・・!」
リーナスは敬礼した。だが彼女は心配した、彼が勝利できるかどうか。
レスター「吸血鬼ギルティ・・・!お前と勝負だ!」
ギルティ「ふうん、ハンターが一人で真正面から来るのね・・・いいわよ!」
レスターとギルティの戦いが始まった!
レスター「来い!!」
ギルティはレスターの声に呼応するように鎌を振り下げながら襲ってくる。
ギルティ「はあああっ!」
だがレスターはそれに対しボーガンを構え、矢を連射する。
レスター「食らえ!」
レスターの発射した矢は普通の矢である。何故こんな吸血鬼に効果の無いものを発射したのかと言うと牽制目的である。要するにこれは弾幕である。
ギルティ「うおっと!」
ギルティは鎌を回転させながら矢の弾幕を防御する。その隙を突いてレスターが鎖をギルティに発射した。だが鎖はギルティが振った鎌の前に切断された。
レスター「ちぃ!」
レスターはそれでも剣でギルティに斬りかかった。
ギルティ「甘い!」
ギルティは鎌で剣を止める。鍔迫り合いだ。
レスター「くっ!」
ギルティ「あなた・・・アイツそっくりね・・・私とサンドレオンを封印したあのバンパイアハンターと!」
レスター「俺のご先祖様の事か!」
ギルティ「先祖!?・・・やっぱり!ますます殺したくなったわ!!」
レスター「そう簡単にやられてなるものか!」
レスターが片手でマントに掴みかかった。そうレスターはこれを狙っていた。接近できれば良いのだ。
ギルティ「な・・・何を!」
レスター「このマントだな・・・!」
ギルティ(げ!やばい・・・魔法でコーティングされたマントのことに気づいた!?)
そうやはりリーナスたちの直感は当たっていた。ギルティに魔法が通用しないのはこのマントのおかげだったのだ。このマントは吸血鬼一族に代々伝わる特殊なマントであり、魔力でコーティングされていたのだ。これにより魔法バリアが形成され魔法攻撃が通用しなかったのである。この技術は一説ではキルケー文明時代に存在していたものの応用らしい。
ギルティ「ちょ!やめて!マントは!マントだけは!」
レスター「問答無用!」
レスターがギルティのマントを破った!
ギルティ「ぎゃっ!」
サンドレオン「げ!ギルティ様のマントが!・・・」

続く


No.330 騎士ガンダム戦記 フェイズ165「雪原の対決」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年10月29日 (火) 22時38分 [返信]

ガイア軍及びバンパイアハンターレスターは吸血鬼ギルティとその手下サンドレオンと交戦状態だ。

イーズ村

その頃セカンドセイバーとネモUはと言うと。
セカンド「ふう・・・あの二人・・・今兄者たちと合流してるかな?」
ネモU「大丈夫ですかね?皆・・・」
セカンド「多分大丈夫だよ、俺たちもね」
ネモU「やっぱり?」
イーズ村の戦力はセカンドセイバーとネモU二人だけだ。
セカンド「不安かもしれないが・・・何かあったら俺とお前だけだ」
ネモU「ですね・・・」
セカンド(生きて帰って来いよ・・・兄者に皆!)

イーズ山

双方(?)はまだ交戦中であった。
デルタ「結構やるな、こいつら・・・」
デルタがサンドレオンと戦いながら言う。
Gセイバー「結構な手だれみたいだな」
ギルティ「わかる?」
レスターの矢のダメージを受けながらもギルティが再びGセイバーに牙を向こうとする。
Gセイバー「どうあっても俺を狙うか」
リーナス「やらせないわよ!」
リーナスが立ちはだかった。
レスター「俺にやらせてくれよ」
レスターもギルティに刃を向ける。
リーナス「昨日はよくも吹っ飛ばしてくれたわね」
ギルティ「どいつもこいつも・・・私の邪魔して!」
ギルティが鎌を振り下げながら襲ってくる。
ギルティ「あなた達も獲物に決定したわ!!」
レスター「望むところだ!」
レスターがボーガンから矢を撃ちまくる。だがギルティは鎌を風車のごとく回転させる。
レスター「何ぃ!?」
ギルティ「同じ手は通用しないわよ!」
リーナス「ならこれはどうかしら?」
リーナスが呪文を唱えた。魔法を使うつもりだ。
Gセイバー「待て!魔法は・・・」
リーナス「スキップ!」
リーナスが瞬間移動した。ギルティの背後に現れた。
ギルティ「!?」
リーナスが使った魔法はスキップと言う瞬間移動魔法で味方1名を敵の背後に移動させる事が出来るのだ。リーナスは背後からギルティを狙う気だ。
Gキャノン「その手があったか!」
リーナス「もらった!!」
だがギルティはとっさに鎌で防御した。
リーナス「え!?」
ギルティ「やるようね・・・けど・・・!」
ギルティがリーナスに噛み付こうとする。血を吸う気だ。
ドーベルメタス「げ!やばい!」
リーナス「ひええええ・・・」
ギルティ「頂くのはこっちよ!」
だが。
レスター「よそ見するなよ!」
レスターが剣でギルティに斬激を食らわせた。
続いてGセイバーがギルティに突きを入れる。
Gセイバー「とりゃあ!」
ギルティ「くうぅ!」
ギルティの体勢が崩れ始める。
リーナス「今だ!離脱!」
リーナスが離脱する。
リーナス「危なかった・・・」
Gセイバー&レスター「無茶すんな」
リーナス「了解」
サンドレオン「げ!ギルティ様がやばい!」
ジェムズガン「Gキャノン!今だ!」
Gキャノンたち「了解!」
Gキャノンたちが呪文を唱える。
Gキャノン「バルーカーン!」
攻撃魔法バルーカーンは無数の小さな光弾を敵に浴びせる技だ。この強力な二人組みには牽制程度にしかならない。
サンドレオン「痛たたたた!」
ギルティ「おっと!無駄無駄」
サンドレオン「あんたにとってはね、だが俺は少し効いてるんだが」
ギルティ「あらら、けど牽制にしかならないわよ、こんな攻撃」
リーナス(魔法が効かない・・・もしかして・・・アイツのマントが・・・?)
リーナスたちはギルティの防御姿勢を見つめた。彼女はマントを広げている。もしやあのマントに何か秘密があるのか?

続く


No.329 騎士ガンダム戦記 フェイズ164「サンドレオンの過去2」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年10月23日 (水) 22時57分 [返信]

かつてはただの一国の戦士だった氷獣戦士ガンダムサンドレオン。濡れ衣を着せ付けられて逃亡中の彼がであったのは黒い吸血鬼だった。

二人はエネルギー切れで倒れた。
サンドレオン「・・・くそ・・・どうしよう・・・」
吸血鬼「うう・・・このままじゃ・・・消滅する・・・」
この手の吸血鬼は1日に1回くらい血を吸わないとしぬと言う。
吸血鬼「うう・・・」
その時ばさっと茂みからウサギが出てきた。二人はウサギに目が入った。
サンドレオン「・・・く・・・」
吸血鬼「ち・・・」
サンドレオン「食い物ーーー!!」
吸血鬼「血ぃーーーー!!」
二人は最後の力を振り絞ってウサギに飛び掛った。
ウサギ「ひいいいいい!!」
先にウサギを手にしたのはサンドレオンのほうだった。哀れウサギはサンドレオンに焼かれて食べられてしまった。
吸血鬼「う〜〜・・・せっかくの獲物・・・」
吸血鬼はサンドレオンと言う目の前の獲物を取り逃がそうとしている。しかも捕ろうとしていたウサギも横取りされた。
サンドレオン「・・・どうしよう・・・」
サンドレオンはこのままこの吸血鬼を見殺しにすべきかどうか悩んでいた。さっきまで自分の命を狙った吸血鬼だが何気に放っておけない気がしたのだ。
サンドレオン「むぅ・・・」
そこに茂みから何かが出てきた。いかにも凶暴そうな巨大野犬だ。
野犬「ぐるるる・・・」
巨大な野犬はサンドレオンを睨み付ける。
サンドレオン「なんだよ・・・犬っころ!やるのか?」
巨大な野犬はサンドレオンに向かって大きな口をあけて襲って来た。確実に食べる気だ。
サンドレオン「おいおい!俺はうまくないぞ!」
サンドレオンはショーテルを構え、戦闘体勢に入った。ところがその時だ。巨大野犬に黒い影が襲い掛かった。その黒い影はあの吸血鬼だ。
吸血鬼「い・・・頂き!!」
野犬「ぎゃいん!ぎゃいん!!」
吸血鬼は野犬の首筋に噛み付いてその生き血を吸いとった。
サンドレオン「・・・なんか俺を助けた・・・のか?」
野犬は少し干からびてんだ。首筋の噛み付かれた傷からは血がとろとろと出ている。
吸血鬼「ふぅ〜・・・ぬかと思った」
吸血鬼はサンドレオンへ視線を向けた。それに対しサンドレオンは警戒する。
サンドレオン「む!来るか!」
ところがギルティはそのまま立ち去った。
吸血鬼「悪いけどあなたの血を吸うのやめるわ、お腹一杯だし」
サンドレオン「そうかい」
吸血鬼「それじゃ」
吸血鬼はそのまま飛び去った。
サンドレオン「・・・」
サンドレオンは吸血鬼の去った空を見つめていた。

翌日

サンドレオンはその森で野宿した。そして未だに迷っていた。
サンドレオン「さて・・・どうやって森から抜ければいいのやら・・・」
その時、茂みから巨大な野犬が現れた。どうやら夕べ遭遇した奴の別固体のようだ。
野犬「がるるる・・・」
野犬はよだれを垂らしていた。どうやらサンドレオンを食らおうとしている。
サンドレオン「おいおい、俺は獲物になりやすいようだな」
サンドレオンがショーテルで野犬に切りかかる。その時、野犬の背後から吸血鬼が襲ってきた。
吸血鬼「今日のご飯頂き!!」
サンドレオン「またか!」
だがこの野犬は勘が良いのか吸血鬼を尻尾で叩きつけた。
吸血鬼「きゃっ!!」
そして野犬はそのまま吸血鬼のほうへ歩みを寄せる。獲物を彼女に変更したようだ。
吸血鬼「くっ・・・抜かったぁ・・・」
野犬「ぐるあああ!」
だが野犬が吸血鬼を食べようとしたその時、野犬が倒れた。
吸血鬼「え?・・・」
サンドレオン「ふう・・・」
野犬を倒したのはサンドレオンだった。彼のご自慢のショーテルが野犬の腹を切り裂いた。
吸血鬼「あなたは昨日の・・・捕りそこなった獲物じゃない」
サンドレオン「誰が獲物だ、これで返したぞ」
吸血鬼「何を?」
サンドレオン「昨日の仮だよ、なんか昨日お前に助けられたような感じだったんでな」
吸血鬼「あの時は新しい獲物を・・・」
サンドレオン「まぁお前さんにとっては獲物をいただいただけのことだろうがな・・・」
吸血鬼「・・・」
その時吸血鬼は何気にサンドレオンにほれた。
吸血鬼「ふふふ、あなた・・・良い男ね、気に入ったわ!」
サンドレオン「へ?」
吸血鬼「ねえねえ、あなた・・・私の手下にならない?」
サンドレオン「何?」
吸血鬼「私の名前はギルティ、吸血騎士ガンダムギルティよ、私の手下になれば血は吸わないわ」
サンドレオン「そうかい・・・いいさ、俺も行くあてが無い逃亡者でな、俺は人の上に立つのにふさわしくない奴かも知れん」
ギルティ「ふーん・・・なら決定ね、共にいこうかしら」
サンドレオン「はいはい了解でっす!」
ギルティ「それからあなたの名前は?」
サンドレオン「俺の名前はサンドレオン、戦士ガンダムサンドレオンだよ」
ギルティ「サンドレオンね・・・」

こうしてサンドレオンは成り行きでギルティの手下になったと言う。

続く


No.328 騎士ガンダム戦記 フェイズ163「サンドレオンの過去」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年10月18日 (金) 22時33分 [返信]

ガイア軍とギルティ&サンドレオンコンビの戦いの最中、リーナスとレスターが到着、参戦した。

氷獣戦士ガンダムサンドレオンは騎士デルタガンダムとの戦いの中である事を思い出していた。
サンドレオン(なんで・・・か・・・)

今から110年位前 とある国

サンドレオン「くそっ!・・・」
サンドレオンは悔しそうに呟いた。彼はこの頃はまだ普通の戦士であった。だが・・・
兵士1「いたか!?」
兵士2「いや!いない!どこ行ったんだよ!あの野郎!」
サンドレオン「先輩をあの野郎呼ばわりか、新米野郎ども」
そう、このとき彼は追われる身になっていた。
彼は将来を嘱望されていた一流の戦士であった。中隊を率いる位の腕を持っていた。だがその腕を妬んだ部下たちの策略で反逆者の汚名を着せ付けられてしまう。そう、上層部から信頼されていて腕は良いが下の者達からの信頼は無かったのだ。と言うよりは彼の部下たちの素行が悪かったのだ。
サンドレオン(俺は部下に恵まれなかったようだ・・・惨めだな)
サンドレオンは部下たちの陰謀を知り、部下たちを叱責するが部下たちはあろう事か彼を殺害しようとした。勢いあまって部下たちを皆殺しにして汚名をますます被ってしまい、結果この状況に陥っていた。
サンドレオン(どうする・・・?)
この時の彼に身寄りは無い。かつて育った孤児院は潰れてしまっている。もはや彼は孤立無援の状態であった。
兵士1「おい!いたぞ!」
兵士2「こっちだー!奴だ!」
サンドレオン「ちくしょっ!」
サンドレオンは街中を逃げる。だが彼の前方にも兵士たちが迫る。
兵士3「いたぞ!あっちだー!」
兵士4「殺せー!殺せー!」
サンドレオン「くそ!どいつもこいつも!」
サンドレオンは囲まれた。逃げ場無し。
兵士1「奴の首を持っていけば出世だ!」
兵士たち「おおーーー!!」
兵士たちが一斉に襲い掛かる。だが・・・
サンドレオン「うおおお!!」
サンドレオンがショーテルで抵抗する。兵士たちはなぎ払われる。
サンドレオン「よし!」
突破口を開けたサンドレオンはそのまま逃げ去る。またしても彼は兵士を殺した。

数日後どこかの森

サンドレオンが追っ手を振り切って国から出てかれこれ数日が経過した。ここはどこなのだろうか。無我夢中で逃げてどこかに迷い込んだようだ。
サンドレオン「ここどこだろ?」
サンドレオンは考え無しに逃げ回っていたためここがどこなのかわかっていない。自分も知らない土地や国はいくつもあるのだ。
そう実はここは現在で言うところのリグ地方なのだ。彼はそれを知らない。
サンドレオン「まぁ追っ手も振り切ったしどうでもいいか・・・がどうしよう・・・」
サンドレオンはこれからどうするか考えていなかった。
サンドレオン「むむむ・・・」
だがその時だ、後ろから何やら不気味な気配を感じたのは。
?「獲物頂き!!」
黒い影がサンドレオン目掛けて襲ってきた。
サンドレオン「うおっと!」
気配を察したサンドレオンは避けた。
サンドレオン「何者だ!」
?「ちえー・・・」
黒い影の正体は漆黒のMS族だ。しかも背中からコウモリのような羽を生やし、口にあたる部分には2本の牙が鋭く生えており、鎌を背負っている。
サンドレオン「貴様・・・吸血鬼か?」
?「ええ・・・何か?」
サンドレオン「挨拶にしては少々やりすぎじゃないか?」
吸血鬼「さっきのは挨拶じゃないわよ、あなたの血を頂く・た・め♪」
サンドレオン「ムカつく・・・ただで血をやるような俺じゃない!」
サンドレオンはショーテルを構えた。そして吸血鬼もまた鎌を構えて戦闘態勢に入った。
吸血鬼「あなたの血・・・頂きぃ!!」
サンドレオン「うおおおお!!」
戦いが始まった。黒い吸血鬼はサンドレオンの生き血を吸い取らんと襲ってくるがサンドレオンはそうはさせまいと抵抗する。鎌とショーテルの斬り合いは森の木をいくつも切り倒していく。二人は周囲のことなど知ったことじゃない。
ただ夢中になって戦っていた。互いの存亡をかけて。
吸血鬼「てええい!」
サンドレオン「おりゃあ!」
戦闘開始から1時間と数分がたったその時吸血鬼の動きが鈍った。吸血鬼の為、エネルギー源である血を吸っていない為体力が無くなってしまったのだ。そして吸血鬼は倒れる。
サンドレオン「今だ!」
がサンドレオンもここ数日何も飲まず食わずだった為、力尽きてしまう。
サンドレオン「うう・・・しまった・・・」
吸血鬼「うう・・・血・・・血が欲しい・・・」
吸血鬼は倒れながらもサンドレオンに迫る。
吸血鬼「血ぃ・・・ちょ・・・うだい・・」
サンドレオン「い・・・や・・・だ、んな事よ・・・りも・・食べ物・・・か水は?」
吸血鬼「あい・・・に・・く無い・・・」

実はこれがギルティとサンドレオンの出会いだったりする。

続く


No.327 騎士ガンダム戦記 フェイズ162「リーナス&レスター参戦」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年10月15日 (火) 22時41分 [返信]

リーナスとレスターはどうにか戦場へ到着した。

Gセイバー「リーナス!」
リーナス「Gセイバー大丈夫!?」
Gセイバー「まぁな・・・」
デルタ「よく生きてたな・・・」
リーナス「彼が助けてくれまし・・・た!」
レスター「どうも」
ジェムズガン「レスター、生きていたか!」
レスター「まあな」
Gセイバー「すまないな・・・レスターとやら」
ジムブリザード「そんなこと言ってる場合ですか?」
デルタ「あ、そうか」
リーナス「今、どんな状況?」
Gセイバー「まぁ膠着状態見たいな感じだな、だが気をつけろ、あの二人は強いぞ」
リーナス「わかってるよ、昨日もそれ味わったから」
レスター「流石にあの手の吸血鬼は手強いみたいだ・・・多分俺の先祖と光の戦士も封印するのがやっとだったのかもしれん」
デルタ「だがアイツに付き従ってる奴もかなりのパワーを持ってるぞ、あの二人は少々厄介だ」
レスター「だが必ず叩き潰してやるさ!バンパイアハンターとして!」
リーナス「そんな事より・・・戦闘配置・・・」
レスター「あ・・・わかった・・・」
二人は顔を赤らめながら戦闘配置にそそくさと付いた。Gセイバーはその様子を見た。
Gセイバー「やっぱあいつら・・・」
ギルティ「やってくれたわね、バンパイアハンターさん!」
サンドレオン「ギルティ様、食事を邪魔されて怒ってるな」
レスター「かかって来いよ・・・腐れ吸血鬼!」
再び戦闘開始だ。レスターが一人で突っ込んでいく。
ジェムズガン「おいおい・・・一人で突っ込むなよ」
サンドレオン「とりゃあ!」
サンドレオンがレスターに襲い掛かる。
サンドレオン「とりゃあ!」
サンドレオンがショーテルでレスターを切り裂こうとする。だがレスターはすかさず剣を取り出した。かきぃん!と剣とショーテルが接触した。サンドレオンのパワーは強い。レスターもそれを味わっている。
レスター「くっ・・・なかなか強いな・・・だが!」
レスターはボーガンを発射した。矢がサンドレオンの頭部をかすった。
サンドレオン「ぐわっ!」
レスター「ええい!」
隙を突いてサンドレオンにレスターはさらに畳み掛けるようにタックルをかましてやった。
サンドレオン「くっ!」
ギルティ「てええい!」
ギルティがレスターに襲い掛かる。鎌がレスターを捕らえるもレスターは避ける。
レスター「おっと!そう簡単にやられるか!」
ギルティ「食事の邪魔をした罪は重いわよ!」
レスター「黙れ」
レスターはボーガンを連射する。
ギルティ「うわっ!」
ギルティは巧みに避けるがそのうち1つが足に刺さった。
ギルティ「くうう・・・・」
ギルティは苦しんでいる。それもそうだ、レスターの矢には吸血鬼が嫌う特殊金属と吸血鬼にしか効かない毒物を使用しているのだ。対吸血鬼用に作られた代物である。
ギルティ「かなり痛い・・・」
Jセイバー1「おお!効果は抜群か!」
Jセイバー2「あいつやるな!」
デルタ「このまま一気に畳み掛けるぞ!」
ジェムズガン「おお!」
レスターの早い単独突撃に呆然としていたガイア軍も一気に攻める。
Jセイバー「喰らえ!」
Jセイバーが切りかかる。
ギルティ「うわっと!」
ギルティは鎌でJセイバーの攻撃を防ぐ。
だがリーナスが畳み掛けるように突っ込んでくる。
リーナス「この!」
ギルティ「ふん!」
だがギルティはリーナスを蹴り倒す。
リーナス「ひゃっ!」
リーナスは倒れそうになるがレスターが後ろから受け止めた。
レスター「ったく・・・」
リーナス「あ・・・ごめん」
ジムブリザード部隊がサンドレオンに斬りかかる。だがサンドレオンはジムブリザードたちをなぎ払う。
サンドレオン「うらあ!」
ジムブリザード「うわああ!」
だがデルタがサンドレオンに向かって突貫していく。
デルタ「たあっ!」
またしてもデルタとサンドレオンが戦う。
サンドレオン「また来るか!」
デルタ「何でだ・・・なんでお前みたいに強い奴があんな吸血鬼に付き従うんだ!」
サンドレオン「そんなの関係無い!」
だが内心サンドレオンはデルタの言葉である事を思い出していた。戦闘中だというのに。


No.326 騎士ガンダム戦記 フェイズ161「戦場へ到着」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年10月09日 (水) 22時25分 [返信]

イーズ山で戦いが繰り広げられる中、リーナスとレスターも戦場へ向かう。

イーズ山入り口付近

二人は山への入り口に立っていた。ここから風に乗って戦闘の音が聞こえてくる。
リーナス「皆・・・戦ってるんだ・・・」
レスター「のようだな、それじゃあ行くぞ」
リーナス「ええ・・・皆が心配!ダッシュで行く!」
リーナスが駆けていく。があっさり転んだ。まだ雪原地には慣れていないようだ。
リーナス「痛い・・・」
レスター「大丈夫か?慣れてないんだから・・・」
レスターは再びリーナスに手を差し伸べる。
リーナス「だ・・・大丈夫だよ・・・一人で立てるよ・・・」
顔を赤らめながらリーナスはどうにか立った。
リーナス「ふう・・・ごめん」
レスター「嫌・・・そんな事より行こうぜ!お仲間が心配なんだろ?」
レスターも顔を赤らめる。
リーナス「そ・・・そうね!行こう!」
二人はそのまま山へ向かっていく。仲間を助けるために、敵を討つために。

イーズ山

その頃ガイア軍は・・・まだまだ吸血鬼と交戦中。
ギルティ「てええい!」
Gセイバーに襲い掛かるギルティ。だがGセイバーは避けているばかりではない。剣をギルティに突き立てた。
ギルティ「くっ!」
ギルティは一旦止まった。件に指されたら一貫の終わりだ。
Gセイバー「刺されたくないんだな」
ギルティ「まぁね」
Gセイバー「刺されるのが嫌ならば斬られたいんだな!」
ギルティ「斬られるのも刺されるのも嫌いよ!」
二人はそのままつばぜり合いに突入した。
デルタとサンドレオンの斬り合いは未だに続いている。
デルタ「とりゃあ!」
サンドレオン「てええい!」
デルタはサンドレオンの勢いが強いと感じていた。さすがガンダム族だ。戦闘の腕もなかなかだ。
だがデルタは少し疑問を感じていた。氷獣戦士ガンダムサンドレオン、彼は何故あんな吸血鬼の下僕でいるのだと。
デルタ「・・・何でなんだよ・・・」
サンドレオン「はい?」
デルタ「何でなんだよ!」
デルタがサンドレオンを突き飛ばした。
サンドレオン「うおっと・・・やるようだなお前」
デルタ「まぁな・・・」
隙を見せたサンドレオンにジェムズガンが切りかかろうとした。
ジェムズガン「隙あり!」
サンドレオン「うおっと!」
サンドレオンは焦って防御する。
ジェムズガン「くっ・・・」
ジェムズガンはそのまま2歩後退する。
ジェムズガン(こいつ・・・これほどの戦士なのに・・・)
彼もまたデルタと同じ事を考え始めた。
サンドレオン「ギルティ様・・・なかなかやりまっすよ、こいつら」
ギルティ「そうね・・・おとなしく血をくれないし・・・」
Gセイバー「だから貴様に吸わせる血は無いって言っているだろ!」
ギルティ「ならばサンドレオン、あれを」
サンドレオン「御意!」
サンドレオンが何やら両腕をあげた。そして回転し始めたのであった。
サンドレオン「スノースモーク!」
スノースモーク、それはサンドレオンの技の一つである。吹雪を一時的に発生させて、敵をかく乱する技だ。ギルティは吹雪が発動している隙に相手の血を吸い取るつもりだ。
Gセイバー「うわっ!」
デルタ「吹雪だと!?」
ジムブリザード「よく見えん!」
ギルティ「よし・・・今だ!」
ギルティがGセイバーに向かってくる。
Gセイバー「う・・・見えな・・・い」
ギルティ「頂きぃ!!」
デルタ「Gセイバー!!」
その時だった、ギルティ目掛けて矢が放たれた。
ギルティ「うっ!」
ギルティは避けたがかすった。
サンドレオン「何!?」
ジェムズガン「あの矢は・・・!?」
デルタ「まさか・・・」
吹雪が止んだ、時間切れのようだ。そして矢が放たれた方向には二人の男女がいた。一人はレスター、もう一人はリーナスだ。
レスター「ちっ!外したか!」
リーナス「Gセイバー!」
Gセイバー「り・・・リーナス!!」
二人は戦場へ到着した。戦いはこれからかも!

続く


No.325 騎士ガンダム戦記 フェイズ160「急ぐ二人」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年10月02日 (水) 22時29分 [返信]

イーズ山でギルティと交戦状態に突入したガイア軍、そんな中イーズ村にリーナスとレスターが到着した。

イーズ村

セカンド「おお!!あいつ!生きてたか!」
リーナス&レスター「おおーい!」
二人が叫びながら向かってくる。
セカンド「リーナス!無事だったか!」
リーナス「ええ・・・なんとかね」
ネモU「もしや、そいつが助けたのか?」
レスター「まぁ・・・一緒にいたものでな・・・」
レスターが顔を赤らめる。
セカンド「なんか顔赤くないかお前?」
レスター「べっ・・・別に・・・」
セカンド「風じゃないようだな・・・」
リーナス「そ、そうよ・・・」
リーナスまでもが顔を赤らめている。
セカンド「リーナスまで・・・どうしたんだお前ら?」
リーナス「いや・・・それより・・・Gセイバーたちは?」
セカンド「俺たちを除いて吸血鬼退治だ」
リーナス&レスター「へぇ・・・って何ぃ!?言っちゃったの!?」
セカンド「まぁな・・・お前らも行きたいのか?」
レスター「ああ行くとも!バンパイアハンターの名にかけてな!」
リーナス「そりゃあ行くよ!Gセイバーが心配だし」
セカンド「そうかい、ならば行って来いよ!!」
リーナス「了解!」
レスター「わかったよ!絶対仕留めて見せる!」
二人はそのまま山の入り口へ向かった。
レスター「行くぞ」
リーナス「わかった!・・・ひゃあっ!」
その途中リーナスが転んだ。やはりなれない寒冷地では動きがまだ鈍いようだ。
リーナス「ううう・・・」
レスター「大丈夫か!?」
レスターがリーナスに手を差し伸べる。
リーナス「大丈夫・・・う・・・」
手をつないだ瞬間二人の顔は真っ赤になった。
レスター「い・・・行こうぜ・・・」
リーナス「・・・うん」
セカンドはその光景を見ていた。
セカンド「まさか・・・あの二人・・・」
セカンドは直感した。あの二人、恋に落ちたかと。だがそんなことを考える暇は無い。今は村の防衛に専念だ。

イーズ山

ガイア軍とギルティ&サンドレオンは交戦状態だ。
Gセイバー「こいつ・・・魔法が効かない・・・」
Gキャノン「多分あのマントみたいな羽に何か・・・」
ギルティ「ふふふ・・・」
サンドレオン「うちの親分には魔法は効かないんだよな、なぜかは教えない!」
デルタ「だろうね!」
デルタが再びサンドレオンと斬り合いに突入した。
サンドレオン「とあああ!」
二人の刃が火花を散らす。火花は足元の雪を僅かに溶かす。
ギルティ「今度こそお食事!」
ギルティもGセイバー目掛けて遅い来る。
ギルティ「その血!頂くわ!」
Gセイバー「やるかよ!」
Gセイバーはすばやくかわす。
Gセイバー「お前なんかにやる血は一滴も無い!」
イーズ山の戦いは続くようだ。リーナスとレスターは辿り着けるだろうか?

続く


No.324 騎士ガンダム戦記 フェイズ159「ギルティと再戦開始!2」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年09月30日 (月) 21時52分 [返信]

ガイア軍がついにギルティと再び交戦状態となった。

Gセイバー「・・・勝負だ!ギルティにサンドレオン!!」
ギルティ「くふふふ・・・良いわよ・・・全員の血を全部吸い取ってあげるわ!」
サンドレオン「太りますよー」
ギルティ「うるさい」
デルタ「戦闘開始と行こうか?」
ギルティ「望むところ!」
ギルティが突貫してきた。そして鎌を降り下げる。ターゲットはGセイバーだ。
Gセイバー「まずは俺か!!」
Gセイバーは華麗に右へ避けた。
ギルティ「ちっ!」
サンドレオンがジェムズガンとデルタに襲い掛かる。
サンドレオン「とりゃああ!!」
腕のショーテルで二人に切りかかってくる。だがデルタとジェムズガンは剣でそれを抑える。
ジェムズガン「うっ!・・・なんてパワーだ!」
デルタ「こっちを押してくるみたいだ!」
サンドレオン「根性見せてやるよ」
サンドレオンのパワーに押されるジェムズガンとデルタ、だが二人も負けない。
ジェムズガン「うおおお・・・」
デルタ「くおおお・・・」
サンドレオン「やるじゃないか・・・だが!」
突然サンドレオンが後ろに後退し、距離をつめた。
ジェムズガン「うおっ」
デルタ「うわっ」
相手の突然の後退で二人がバランスを崩す。
サンドレオン「食らえ!ブリザードニードル!」
サンドレオンは腰から氷柱型の槍を出して投げつけた。
デルタ&ジェムズガン「やばい!」
槍は投げられた。だがデルタとジェムズガンはかわしたがデルタは肩に氷柱がかすった。
デルタ「痛っ!」
ジェムズガン「大丈夫か!?」
Gセイバー「デルタ!」
ギルティが隙を見てGセイバーに襲い掛かる。
ギルティ「駄目駄目!よそ見しちゃ!」
Gセイバーはとっさに応戦する。余所見禁物、それが戦いだ。
Gセイバー「いかんいかん・・・」
デルタ「Gセイバー!心配するな!俺にかまわず戦え!」
Jセイバーとドーベルメタスたちもギルティに果敢に立ち向かう。
ドーベルメタス「ガルルルル!!」
Jセイバー「俺たちも負けないぞ!!」
ドーベルメタルがサンドレオンに噛み付いた。Jセイバーはギルティに切りかかる。
サンドレオン「しゃらくさい!」
サンドレオンはドーベルメタスを払い落とす。
ギルティ「あんたらじゃ相手にならないよ!」
ギルティは翼で突風を起こしJセイバーたちを吹き飛ばす。
Jセイバー「うわっ!」
ドーベルメタス「ぎゃいん!!」
僧侶Gキャノン「こいつ!!」
Gキャノン2名は呪文を唱える。
Gキャノン「ムービサーベ!!」
真空の刃がサンドレオンに直撃した。ただギルティには通用しない。やはり魔法は奴に通用しないのか。
サンドレオン「ぐおっ!やってくれたな!魔法使い!」
ギルティ「私には何の効果は無いけど?」
サンドレオン「まぁあんたは魔法効かないでっすからね」
Gキャノン「やっぱり奴には何か仕掛けでもあるのか?」

イーズ村近辺

その頃セカンドセイバーは・・・
セカンド「ふぅ・・・俺とネモUだけじゃなぁ・・・」
セカンドは村の周辺でリーナスを探し回っていた。
セカンド「あいつ・・・しんで無ければいいんだが・・・」
その時だ。セカンドの前方から二つの人影がやってくる。
セカンド「ん?・・・あれは・・・!」
セカンドは目を凝らしてよく見た。人影のうち一人は自分がよく知っている少女、リーナスだ!もう一人は昨日知り合った少年、レスターとか言った。
レスター「もうすぐ村だ!」
リーナス「ええ・・・ん?・・・あれは!!」
二人はようやく村へ辿り着いたのだった。

続く


No.323 騎士ガンダム戦記 フェイズ158「ギルティと再戦開始!」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年09月19日 (木) 22時19分 [返信]

イーズ山ふもとの村で起こった奇怪な殺人事件、それはその昔この山に封印された吸血鬼吸血(バンパイア)モンスター騎士ガンダムギルティの仕業であった。
調査に向かったリーナス達が出会ったのは若きバンパイアハンターレスターであった。ところがギルティの手下サンドレオンの必殺技を食らってリーナスとレスターは吹き飛ばされてしまう。が二人は恋に落ちてしまうのであった。そして翌日皆はそれぞれ出撃していくのであった。今日もまた戦いが始まる。

イーズ村周辺雪原

リーナス「お・・・ふう・・・つくづく寒い・・・ひゃ!」
リーナスが転びそうになるがレスターが手でリーナスを支える。
レスター「大丈夫か?」
リーナス「え・・・ええ・・・」
レスター「雪が積もってると転びやすいぞ」
リーナス「慣れて無くてさ・・・」
レスター「しょうがないな」
二人はそれでも進んでいく。
リーナス「村までどれくらいかかるんだろう?」
レスター「まぁもう少しはかかるかもな」
リーナス「もう少しってどれくらい?何時何分何秒だろ?」
レスター「正確な時間はわからんが・・・」

イーズ山イーズ山道

その頃のGセイバーたちは・・・
Gセイバー「ふう・・・寒いよなあ・・・つぐづく」
Gセイバーはリーナスが言っていたのと同じ事を呟いた。なんという偶然か。
デルタ「まぁ雪山だからな、流石に俺も凍える」
ジェムズガン「そう、だが俺は慣れているから大丈夫」
Gセイバー「まぁ滞在期間長いからなぁジェムズガン」
ジェムズガン「まあな、そんな事よりあの吸血鬼の住処だが・・・伝説だと山に封じられていたと言われてるがどこかはわからん」
デルタ「山中捜すって言うのか?」
ジェムズガン「否、そうとは言っていない、多分ひとっ飛びで来ているとすると・・・山頂かもしれないな・・・」
Gセイバー「山頂か・・・かなり険しくなるな・・・」
イーズ山は標高1000mある山である。そこに辿り着くにはかなりの時間を要するであろう。
ドーベルメタス「いや・・・山頂へ行かなくてもいいみたいですよ・・・こっちに接近してくるあの影は鳥ですかな?」
ドーベルメタスの視線の先には何か蝙蝠のようなものが空からこっち目掛けて飛んでくる。
ジェムズガン「奴だ!」
デルタ「散開!」
Gセイバーたちは散開した。飛行物体の正体はギルティだ。サンドレオンを足に掴んで運んでいる。
ギルティ「あら・・・誰かと思ったら昨日の連中じゃない」
ジェムズガン「ここであったが百年目!」
サンドレオン「どうします?」
ギルティ「今日は村に行こうかと思ってたけど予定変更!こいつらの血を頂くわ!」
Gセイバー「この吸血女め!ガンダムの名を汚そうなら容赦しない!!」
ガイア軍とギルティが再び交戦状態に入った。はたして勝負のすう勢は?!

続く




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