かつての女王リーナス・キルケニアスの助言(?)によりリーナスとガンダムたち(Gセイバー、セカンドセイバー、サードセイバー、デルタ、ネクティス)。力を合わせればヴェルグレイブンを倒せるかもしれない!
リーナス「皆・・・頼むよ!」 デルタ「わかっている!」 セカンド「とちるなよ!」 リーナス「そのつもりよ!私は・・・絶対に負けたくないから!」 リーナスはマギナスカリヴァーを構える。万が一の為の切り札にとっておいたのだ。 ヴェルグレイブン「何人かかろうが無駄よ!薙ぎ払ってやる!」 ヴェルグレイブンがフェザースピアを発射した。だがリーナスたちはそれをかわす。 サード「力を合わせるって言ってもどうしますか?」 リーナス「私、そこまで考えてないから」 デルタ「俺もだよ」 セカンド「どうするんだよ?」 Gセイバー「こう言う時は自分なりに行こうじゃないか!」 セカンド「自分らしく戦うか・・・」 ネクティス「俺達はお互いに戦い方を知っている・・・連携できそうだな」 リーナス「自分は自分・・・だね!」 そして各々でレイブンを攻撃する。まずネクティスだ。ネクティスは得意の魔法で攻撃する。 ネクティス「ムービムナグマ!!」 だが効果は今一つだ。 レイブン「無駄だ!」 しかし両脇からサードとセカンドが切りかかる。 セカンド「好きあり!」 サード「とりゃああ!」 二人の剣が両肩に刺さったようだ。少し痛いようだ。 レイブン「くっ!だがこんなダメージなど!」 さらにネクティスとリーナスが魔法で畳み掛けた。 リーナス&ネクティス「ギガソーラ!!」 強力な合体魔法だ。ダメージはあったようだ。 レイブン「ほお・・・リーナスの魔力も成長していたようだな・・・!」 レイブンは剣を持って二人に切りかかる。だがGセイバーとデルタの防御に防がれた。二人は剣で防御した。 Gセイバー&デルタ「させるかよ!」 そしてリーナスがボーガンを撃った。 リーナス「行くよ!レスター・・・!(私の大好きだったレスター!・・・私を守って!)」 だが矢は当たっているがレイブンにはまったく通用しなかった。 レイブン「そんなもの痛くもかゆくも・・・!」 だが攻撃に気を取られている隙を付いたセカンドとサード、そしてGセイバーとデルタがレイブンに一斉に切りかかった。そしてネクティスもムービムナグマで攻撃する。 ガンダムたち「とりゃあああ!!」 レイブンはダメージを受ける。 レイブン「なかなかの攻撃だな!だがそれでは俺はくたばらん!」 リーナス「じゃあこれはどうかしら?!」 リーナスがマギナスカリヴァーで斬撃を食らわした。レイブンが大ダメージを負った。 レイブン「ぐああっ!」 どうやら本性を現してもマギナスカリヴァーには弱いようだ。 レイブン「やっぱりその攻撃には耐えられんな・・・!だがそれでも俺は!!しねるか!!この土地をぶち滅ぼすまではあああああ!」 レイブンはそれでも攻撃を行う。手からビームを発射した。 リーナス&ガンダム一同「させるかよ!」 リーナスとガンダムたちはビーム攻撃を避けて攻撃を行う。セイバー3兄弟とデルタの斬撃が、ネクティスの魔法が、リーナスのボーガンと斬撃がレイブンを追い詰め始める。 レイブン「くっ・・・」 Gセイバー「リーナス!あれを使うぞ!!」 リーナス「了解!合体技ね!既に準備完了よ!」 さっきからリーナスは自分の剣に魔力を込めていたのだ。そしてそれにGセイバーの剣がクロスする。 リーナス&Gセイバー「マジックロスラッシュ!!」 二人の剣から放たれたX状光線がレイブンに直撃した。 レイブン「うおっと!!何て奴らだ・・・!!」 レイブンは思った。このままでは自分は確実に負けると。そしてやけくそでたった今思いついた最後の手段を使う。 レイブン「かくなる上は!」 レイブンは空へと飛び始める。逃げるつもりか? ネクティス「逃げるのか!?」 レイブン「逃げはしないよ!強力な魔法でこの戦場ごとふっ飛ばしてやる!!キャーノビッグーでな!」 リーナス「キャーノビッグーって何?」 レイブンは空へと向かった。 ネクティス「キャーノビッグーだって!?アイツはそんなものを!?」 セカンド「知っているのか?」 ネクティス「ああ・・・自分の生命エネルギーの半分と引き換えに撃つ強力な破壊魔法だ。一撃で国を丸ごと消し去る威力がある!あまりにも危険なんで大昔に禁止されたって言われててな・・・ゆえに今じゃ誰一人その発動の為の呪文を知らなかったがまさかアイツがそれを知ってたなんて・・・」 サード「失われた古代の魔法・・・ですか」 リーナス「それやばいじゃない!」 Gセイバー「くそっ!アイツは味方やグレムリーごと消し飛ばす気かよ!まあこの地方の連中を根絶やしにするのが本当の狙いだったからな・・・」 リーナス「止めないと・・・」 Gセイバー「ファイタードラゴン!!」 ファイタードラゴンがGセイバーの声で来た。 ファイタードラゴン「おう!」 Gセイバー「あの黒いモンスターを追う乗せてってくれ!」 リーナス「私もよろしく!」 ファイタードラゴン「わかった!」 Gセイバーとデルタがファイタードラゴンに乗って空へと飛んだ。レイブンを追うのだ。 デルタ「頼んだぞ・・・二人とも!」
上空
レイブン「うげ!追ってきた!」 リーナス「レイブン!待ちなさい!」 Gセイバー「この外道め!」 レイブン「くそおお!」 上空で戦いが始まった。リーナスがレイブンに対してボーガンを撃った。当たるが効果無し。 レイブン「ただの矢じゃ私は倒れん!」 リーナス「ただの矢じゃ・・・ならば・・・!」 リーナスは矢に魔力を込めた。そしてそれを発射した。マジックアローだ。 リーナス「名付けてマジックアロー!!」 当たったらレイブンにダメージを与えた。 レイブン「こいつ・・・矢に細工を!」 リーナス「細工と言うか魔力を少しだけやったの!」 リーナスは少し喧嘩口調で言った。 リーナス(レスターの形見と私の魔法のコラボだ・・・) リーナスは少し照れる。 Gセイバー「突撃!」 二人を乗せたファイタードラゴンがレイブンに向かって突撃する。 レイブン「げふっ!」 ファイタードラゴン「がうっ!!」 そしてファイタードラゴンがレイブンに噛み付いた。Gセイバーとリーナスがレイブンに取り付いて剣でレイブンの体に傷をつける。 レイブン「放せっ!放せっ!と言うか落ちろ!」 レイブンはぶるんぶるんと飛び回って暴れて2人と1匹を払おうとするが彼らは決して放れようとしない。そんな中リーナスは・・・ リーナス「あ・・・」 空にいるリーナスは地上を見た。少し怖く感じたが自分達がいた地上が何もかも見える。ガイア王国もグレムリー公国もファイズ島もイーズ山もハービック村もアデレードの森も色々とだ。そしてリグ地方とは違う方向にも山や町やらがある。世界とはこんなに広いものなのか。リーナスは戦いながらもそう感じた。 リーナス(これが私の生きている世界・・・スダドアカワールド・・・か・・・) そう思いつつもリーナスは戦いと言う目の前の現実を直視する。 リーナス「食らえ!」 右手にマギナスカリヴァーと左手に普段使っている愛用の剣をしっかりと持ちながらレイブンに切りかかる。 リーナス「てええい!」 リーナスの攻撃にダメージを食らうレイブン。 Gセイバー「リーナス!とどめだっ!」 リーナス「了解!」 レイブン「ならば貴様ら共々キャーノビッグーで・・・」 リーナス&Gセイバー「させるか!」 リーナスは再び左手の剣に魔力を込めた。そしてマギナスカリヴァーに宿っていた魔力が出てくる。 Gセイバー「またやるぞ・・・!」 リーナス「わかってるよ・・・!でもマギナスカリヴァーも追加で!」 また合体技をする気だ。その時、レイブンは二人の背後に誰かの幻影を見た。 レイブン「!?あれは・・・!」 それは大昔、自分を封じたあのキルケー王国の若き女王リーナス・キルケニアスだった。 レイブン「貴様・・・!」 女王リーナス「これ以上あなたの悪事による惨劇を繰り返させはしない!」 女王リーナスは強くそう言い放った。 リーナス「超魔道・・・」 Gセイバー「必殺技・・・!」 二人は3つの剣を合わせ、そしてレイブンに切りかかった。三つの剣の刃は眩く熱いほどに光っていた。 リーナス&Gセイバー「スーパーマジックロスラッシュ!!」 究極っぽい合体技がレイブンに直撃した。 レイブン「ぐ・・・ぐああああああ!!」 ヴェルグレイブンは光に包まれると爆発した。 リーナス&Gセイバー「おおお!!」
続く
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