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No.491 騎士ガンダム戦記 フェイズ322「ヴェルグレイブン」 投稿者:GX−9900   投稿日:2016年03月16日 (水) 23時13分 [返信]

決戦の最中、レイブンが遂にその正体を現した!!その名もヴェルグレイブン!

Gセイバー「あの絵と完全に同じだな」
リーナス「まるで怪鳥・・・ね・・・」
ヴェルグレイブン「まあな、そう呼ばれた事もあったな」
リーナス「ふうん」
ヴェルグレイブン「この姿になった以上私は全力を出すぞ!」
リーナス「・・・く・・・」
リーナスは少し震えているような感じがした。これは怖いと言うのか。この身体が怖いと・・・
Gセイバー「リーナス・・・怖いのか?」
リーナス「わからない・・・でも震えてるの・・・」
Gセイバー「お前の中の血が震えているのかもしれないな・・・」
リーナス「そうかもしれない・・・でも!!」
リーナスは先制攻撃を行った。ムービルフィラだ。
リーナス「ムービルフィラ!!」
しかし攻撃は全然効いていなかった。流石に強いようだ。さっきよりも。
リーナス「やっぱり・・・効かないか・・・」
Gセイバー「だろうよ!」
Gセイバーがつっこみつつレイブンに切りかかった。だが傷一つ負っていなかった。
Gセイバー「なんて奴だ・・・」
ヴェルクレイブン「無駄だよ!」
ヴェルクレイブンが攻撃を行った。羽根が矢の様に飛んでくる。フェザースピアである。
リーナス「危なっ!」
二人は避ける。近くにあった岩がフェザースピアを大量に浴びた為に砕けた。あれを食らったら一たまりも無い。
リーナス「うわあ・・・」
Gセイバー「どうやら・・・実力は本物らしいな」
ヴェルクレイブン「そう言う事よ!」
レイブンは口から光線を吐いた。二人はどうにか避ける。
Gセイバー「流石にやばい奴だ・・・」
そしてセカンド&サードVSエリアルド&ヴィッシュの戦闘は彼らのバトルフィールドに近づいていた。
セカンド「くそっ・・・!」
エリアルド「どうした!その程度か!?ガンダムと言うのは!」
サード「負けるつもりは無いですよ!」
ヴィッシュの技量とエリアルドの強力な戦闘力に二人は苦戦していた。だが二人も負けてられないのだ。腕は確かなのだ。
ヴィッシュ「まだまだ抵抗するとはなかなかだな!」
セカンド「お前こそ!」
それでも二人は戦いをやめない。
サード「サード達は強いですよ!王子様!」
サードはエリアルドに切りかかるも彼のキックで蹴られた。
エリアルド「こっちだって強いぞ!修行してきたんだ!」
その時、4人はあるものを目撃する。それはレイブンの姿がモンスターみたいなものになっている事だ。
セカンド「あれは・・・レイブンか!?」
サード「多分・・・形は違いますが・・・」
エリアルド「レイブンなのか!?」
ヴィッシュ「あいつ・・・モンスターだったのか・・・ジオン族じゃ珍しくないよな・・・」
ジオン族にはモンスターに変身する輩がいた。騎士ジオングことジャイアントジオングに呪術士キュベレイことメデューサキュベレイだ。そういう奴の存在はヴィッシュもエリアルドも知っている。聞いた事があったのだ。
セカンド「続きと行こうか?」
ヴィッシュ「・・・そのようだな・・・!」
再び4人はタッグマッチに入った。

そしてマリオンとスカーレットCもレイブンの変身した姿を見る。
マリオン「あれがあいつの正体なのね・・・」
スカーレットC「うわあ・・・やばそうねえ・・・」
マリオン「スカーレット!アイツはね・・・実はグレムリーもガイアも滅ぼすつもりなの!あんなのに従っても何にもならないよ!」
スカーレットC「うーん・・・確かに・・・あれなんか悪趣味な形よねえ。一応司令官だけど・・・」
マリオン「きっとあなたも殺されちゃうよ!」
スカーレットC「うーん・・・」
少し考えてしまうスカーレットC。二人の戦いは中断だ。
そしてリーナスとGセイバーはレイブンと戦っている。だが二人が劣勢だ。突風攻撃で吹き飛ばされる。
リーナス「きゃあっ!」
Gセイバー「うわあっ!」
ヴェルグレイブン「ふふふふ・・・どうだ?私の力は・・・」
Gセイバー「ま・・・負けて・・・たまるか!」
リーナス「やらせはしないよ・・・ガイアもこの地方も・・・滅ぼされてたまるか!」
リーナスが大声で叫ぶ。

続く




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