インターネットで情報を得る「賢さ」


　　生長の家に関する「公開しなくてはならないのにも関わらず」
　　「ひた隠しの重要事項」も、即日　全信徒が、知ることのでき　　る時代になりましたね。

　　　「裁判情報」や「絶版情報」。「品切れ情報」。
　　　全信徒が、毎日注目しているようです。


「本流掲示板」より。


//////////////////////////////////////////////////


「女性宮家創設」に賛成64％。
しかし反対64％の調査もあるさうです。

日時：2011年12月22日 (木) 23時00分

名前：雅宣といふ字不快感

読売新聞社の全国世論調査によると、「女性宮家創設」に賛成する人が６４％ゐたさうです。
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1213/ym_111213_4193573093.html

一方、産経新聞社系列らしい「eアンケート」といふインターネット世論調査では、反対する人が６４％だったさうです。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111215/trd11121520570024-n1.htm

読売と産経どちらも保守派と思われている新聞社なので、この大きな違ひは、「聞き込み調査」と「インターネット調査」との違ひが現れたのだと思ひます。

といふ事は、インターネットを頻繁に利用してゐる若者世代が多くの情報を入手してゐて、その結果「反対」が多数を占めたのだらうといふことになります。



それでは若者世代はなぜ「反対」を選ぶ者が多かったのか。

今のままでは「女性宮家」創設が「女性天皇」さらに「女系皇室」につながる、といふよりも実際には「雑系皇室」の出現につながる事を知ってゐるからなのではないでせうか。

「いくら男女平等の時代だといっても、1000年以上続いた継承方式を自分の時代に『はい。切ります』と言ふわけにはいかないよ。一度切ったら二度とつなげないのだから。」
といふあたりでせう。



以上の予想がどこまで当ってゐるにせよ、「女性宮家」創設の議論は必ず「男系の維持方策」の議論とセットにして行はれなければなりません。

「それは頑固な考へ方だよ。」と言はれても、現実には「男系」であらうが「女系」であらうが一貫するのは大変な事で、だから安易に継承するとすぐに「雑系（＝混合系）」となり、その結果、一般家庭と変はらなくなり、結局、「永遠の皇位（＝天照大御神にまで繋がる）」の物質的保証が無くなってしまふからです。

独断を言ふやうですが、霊的な意義であっても最後は物質として保証されなければなりません。これは決して唯物論的な意味で申しているのではなく、宗教や文化でも最後は物質の姿をとらなければならない、物質にまで徹底しなければ宗教にも文化にもならないといふことです。



しかしながら、民主党がリードしてゐる今日の「女性宮家創設」議論は、「天皇家が消えたら大変だ。」といふ国民的危機意識を利用して前に進み、「結果的に男系皇統譜の断絶となってもかまはない。」といふ意識を秘めてゐます。

しかも、世論調査を行ふマスコミにも、「セットで議論するテーマだ。」といふ意識がありません。マスコミには今も左翼くづれの発想をする人が多いから、意図的に別個のテーマとして「質問」を作ってゐるのかもしれません。私達はマスコミに対して「セットで議論する態度が最も正確な態度だ。」と主張するべきだと思ひます。



といふよりも…話がもどりますが…今急いで議論すべきテーマは、既に別のスレッドで申した通り、「両陛下の負担軽減策」です。宮内庁は野田内閣にこのテーマも検討してほしいと伝へたにもかかはらず、野田内閣は簡単に解決できるこのテーマを黙殺し、マスコミも同じように黙殺してをります。


私達は、
「政府は『女性宮家創設』よりも『ご負担軽減策』を優先して解決するべきだ。そして、『女性宮家創設』は『男系維持策』とセットで解決すべきだ。」
と主張するべきではないかと思ひます。



凡庸な論を読んでくださり、ありがたうございました。


///////////////////////////////////////////////