[27] 第26話 |
- 管理人ドック - 2005年03月21日 (月) 15時43分
パトカーはデロリアンに向かって話しかけてきた。
パトカー「前方に走っている車名不明の車!、道路交通違反と器物破損、わざと事故を起こしたなど含めて逮捕します。おとなしく止まりなさい!。」
ビフ「アハハ・・・、車名不明だってよ。まぁしかたがないか、1000年前の車なんか知っていたらすごいし、まして走っているとは思わないよな。それじゃあお前らはブタ箱行きだ!、おとなしく止まるとするか。」
そう行って徐々に速度を落としていった。
マーティ「でももし捕まれば、この車は全自動操縦だから操縦している人が捕まるんだぞ!。このまぬけめ!。」
ドクはあわてた顔をしながら
ドク「言うんじゃない!、助けてもらえるチャンスだったのに。」
この話を聞いてビフはあわてて車の速度を上げた。
ビフ「マーティ、たまには気のきいた事を言ってくれるものだな。あやうく俺がブタ箱行きになる所だったぜ。」
パトカーはデロリアンが一行に止まらないので一台が300メートル先に先回りしてこちらに向かってきた。
ビフ「おっと、無理やりでも止めさせるつもりだな、たぶん突っ込んでくる車は無人車だろうな、そんな勇気あるやついないしな。おい、お二人さんよ。このまま衝突するのもいいけどよ、せっかくのタイムラベルツアーなんだ、一回くらいタイムトラベルしてやるぜ。」
そう言うと時限転移装置にスイッチが入った。
その時、3秒ほどだったが目的時の時間が「3015年10月01日」となっているのにドクは見逃さなかった。おそらくビフがこの時代に来た日であろう。
ビフ「俺たちには未来だがこの時代では大昔の2015年に行く事にするぜ、お二人さんよ。ただし、衝突してもしらねぇからかな!。」
そう言うと、目的時に「2015年10月16日」にセットし、デロリアンは加速して時速88マイルまで加速した。パトカーとデロリアンとは1メートルあるかないかの所まで来てデロリアンは時空のかなたに逃げ出した。
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