[26] 第25話 |
- 管理人ドック - 2005年03月05日 (土) 11時14分
ビフ「まずはこの時代を楽しんでもらうか。」
そう言うと乱暴に車を操縦して町の中に入った。
ドク「やめるんだビフ!、確か町での低空飛行はしてはいけないはずだ。」
ビフはドクの言う事を無視してどんどん高度を下げて上空10メートルまで下げた。周りは夜なので看板はライトアップされていた。下では人々が変に高度を下げているデロリアンを不思議そうに見ていた。
マーティ「一体ビフは何をするつもりだろう・・・。」
ドク「私の読みが当たっていれば・・・おそらくデロリアンが潰れるどころじゃすまないぞ・・・。」
そのころ1人だけ興奮しながら
ビフ「夜の町はやっぱり綺麗だろ?、あそこに見える博物館に俺の居た時代に雷の落ちた時計台の時計が飾ってるらしいぜお二人さんよ。それじゃあ死んでもらうか、アハハハ・・・。」
そう言うとデジタルでビフカンパニーと書かれた看板に向かって突っ込んでいった。無残にも粉々に破壊し、デロリアンがゆれた。
ドク「やめるんだ!、警察が黙ってないぞ。」
ビフ「それもそうだな、でも結局はお前らが追われるはめになるからな。じゃあ、ヒートアップしまーす。」
こう言うと地面ギリギリまで高度を下げると地上走行している車にぶつかっていった。
マーティ「え!?、嘘、ぶつかる・・・」
相手の車はとっさに左に動いたので間一髪避けていった。
ビフ「つまんねぇーな、避けやがったぜ、それならこれならどうだ!?。」
今度は何の前触れもなく急停車し、一秒ほど沈黙が続いたと思ったその時、車が急にジェットコースターのロケットスタートのように前に押し出されたのである。デロリアンの後ろに走っている車が止まれずぶつかり、また後ろの車がぶつかって・・・、いわゆる玉突き事故である。幸いデロリアンは飛行走行にしていたのでまるでエアーホッケーのように前に押しだされただけですんだ。
マーティ「なんて事をするんだビフ!、後ろので大事故が起きてるじゃないか!。」
ビフはさらに興奮して
ビフ「やったー!、事故を起こしたぜー。他の車の事より自分の車の事を心配するんだな。こんなに迷惑かけりゃあ、警察も来るんじゃないか?。」
ビフが言ったようにパトカーが3台ほど猛スピード追いかけてきた。
|
|